少し殺風景な梅林の入り口に
お庚申さまが祀られていました。
つい先日訪ねた埼玉県の越生梅林。
庚申については詳しい説明が
各所で確認できるので省きますが
神社やお寺さんのように
地域の人々が大切に守っている
民間信仰の塔や塚にも
守られているのかなぁと
思うときがあります。
梅の収穫体験にあたり入林の際
お参りをさせていただきました。
足を運んだ月曜のお天気は曇天。
雨がいつ降り出してもおかしくない
空模様でしたが
2時間あまり事故もなく無事に
農家さんの大切に育ててらした
梅の木から収穫する体験を
終えることができました。
場所は変わって長野県
特に安曇野には
「道祖神(どうそじん)」が多い
と言われています。
民間信仰の一つとして多種類の石像が
道脇、三叉路、昔の集落境などに
祀られています。
安曇野で見かける道祖神には
男女二人の神様が手を取り合って
和合を示す「双体像」という
形が多くみられます。
道脇のあちこちに見られ
昨今では交通安全の神様という
認識もあるようですね。
こうした民間信仰の祠や塔、塚は
大都市で目にすることは稀かもしれませんが
地方都市では日々の生活の一部のように
日常風景に溶け込んでいます。
何かに守られているという安心感は
信仰心とはまた別に
自然をはじめとする声のないもの
見えないものに対する謙虚な気持ちを
呼び起こされるようで
大切にしたいなぁと自然に思えます。
皆さんが毎日通る道にも
お地蔵さんや道祖神様がいらして
静かにそっと今日一日の無事を
見守っていらっしゃるかもしれませんね。
◎うひゃひゃの梅収穫についてはまた後日❤
関連ブログ 「梅農家になりますって?!」
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