笑いの力って偉大です。
喜びを中心につくられる肯定的な感情が
脳を膨張させ活性化させることは
米の医学界における笑いと健康の関係でも
臨床結果を伴いよく知られています。
笑うことに使われる筋肉。
顔面だけで15、体のなかでは
230近くを動かしているってご存知でしたか?
650あまりの筋肉のうち1/3を使う運動なんですね。
15年近く前に、私の友人の一人が
自身もメディアの不規則な環境で働きながら
同時に一家の大黒柱となり
長く病気療養中のお父様を献身的に介護され
お父様がお亡くなりになった直後から
うつ病を発症してしまいました。
診断がついた彼女は
苦しい時間のなかで薬療法やカウンセリング
思いつくことはなんでもやってみていました。
けれども、生活のために働く環境は変えられず
どれもいま一つ功を奏しません。
そんななか自身で思いついた「お笑いライブ」。
千円札を握りしめては全国各地で行われる
「お笑いライブ」へ足を運び
笑う環境を自ら作ったわけです。
もちろん心療内科への通院ほか
私を含めた友人たちとの定期的な会話
自然に触れるなど複数の要素を同時に
おこなってもいたわけですが
見事に苦しみの時期を抜け出し
今でも現場で活躍されています。
元々ユーモアのある彼女は本能的に
自分にとって必要なこと(=笑い)を
感じ取っていたのかもしれませんね。
わざと口角をあげて笑う真似をするだけで
最初は苦痛でも
だんだんにそれが自然にできるようになり
やがて気分も良くなり
体内にもホルモンをはじめ
生理的な変化を見せることは
昨今ではあちらこちらで言われていますね。
笑いたくなくても笑う練習をすると
使っていない顔面の筋肉をはじめ
先の通り体の筋肉をも使うので
しだいに骨格が変わっていきます。
委縮していた脳の血液循環がよくなり
脳に酸素が活発に供給されるようになります。
笑いは心の喜びを表現する手段の一つですが
鏡をみて、人と会って、たとえ一人でいても
笑ってみるのもよいかもしれませんね。
うれしい(おもしろい)から笑うこともステキ。
笑うことで自ら喜びをつくる。
あら、なんだかこれも、もっとステキ!
関連ブログ 「笑顔の輪」
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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