心の世界で「揺らぐ」というのは
迷ったり、軸がぐらついたりと
少しネガティブな要素を含む
意味合いがつきまといます。
けれども、音楽の世界では
この揺らぎが逆に心の癒しになるから
不思議ですね。
本日、たまたま私の投稿した写真をご覧になり
ご丁寧に連絡をくださった
海外にお住いの
とても素敵なプロのハープ奏者の方が
お話のなかでご紹介くださった演奏を
いくつか聴かせていただきました。
とりわけ
ハープ開放弦というのだそうですが
開放弦で奏でるハープの揺らぎ音には
アルファ波がたくさん含まれているそうです。
確かに、ものすごく心地よいふわっとした
響きの渦のなかにやさしく
包まれているような気分になります。
なかなか眠れぬ夜の入眠の助けに
とても良いと伺いました。
私はヴァイオリンも弾くのですが
楽器や弦そのものの違いはもちろん
弓で弾くヴァイオリンのガット弦の「響き」とは
また、まるで違う微妙な
まさに「揺らぎ」のある心地よい響きです。
言葉や態度、物事の在り方においては
人は曖昧さを好まずハッキリとしたものを
求めがちですが
心のどこかには曖昧さに潜む何かを感じ
そこに共鳴することもあるのかもしれませんね。
何もかもスパッと割り切れないからこそ
人間らしくあれる。
いただいたハープの奏でる音の揺らぎは
どこか「いいですよ、そのままで・・」と
白黒を求めない、曖昧であるけれど
それを許し包みこむような大らかさと寛容さを
含んでいるようで
ゴールデンウィーク明け初日の終わりに
ゆったり自身をくつろがせるには最高の気分です。
「揺らぎ」。
ときに、とても大切な癒しになるのですね。
いつか、何か心に関わることで
ご一緒できる機会があるといいなぁと思い
素敵な音楽に浸らせていただいています。
ゴールデンウィーク明けの本日
お仕事や課題に向き合われた皆さんが
今晩、ゆっくりおやすみになられますように。
◎素晴らしいハープの演奏はこちらからご視聴いただけます
深い眠りのための開放弦による演奏(7時間)は こちらから
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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