”(特定の誰かに)嫉妬しています”
そうはっきり言える方々にお目にかかると
すごいなと思ったりします。
嫉妬という感情には
妬ましさ、うらやましさ
時に憎しみや劣等感
敗北感、苦しみ、不安・・・
といった、あらゆる感情が
混じり合ってモヤモヤすることから
ご自身が抱く感情が
嫉妬かどうかなのさえ
気づかないことも多いからです。
誰かと自分を比べた時に
生じやすい嫉妬。
相手の優れていそうな部分
と
自分のだめな部分
比較するときはあえてそこばかり
注視してしまいがちです。
何かしらの不安が
強まっているときほど
私たちはわざわざ
自分に内在する不安を刺激して
物事を見てしまうもの。
そんなときほど、ぜひ
ものすごく調子が悪かったり
最もともいえるくらい苦しかった時の
過去のご自分と今のご自分を
比較なさってみるとよいと思います。
そこから今、ここまでの道のりを
どれほどご自身が進化され
大きな歩みをなされてきたのかを
改めて確認することができると思います。
進化していることそのものが
もう素晴らしいのであって
これは誰かと比較できることではありません。
表に見えているある一点
あるいは数点だけを見れば
うまく行っているようであっても
もしかすると、相手にも
見えていないだけで様々な点が
あるのかもしれない。
自分自身の素晴らしいところを
日々、見つけながら
そこを大切に
小さな変化をも見逃さずに育て
自らの一日を
自らのために真心をこめて
過ごしているうちに
他者にも様々な事情があり
見えている部分だけでなく
複数の点を併せ持ちながら
それぞれ懸命に
自分の道を生きているのだな
と思えてくるのかもしれません。
自分の道(人生)を行く(生きる)
ということは
そういうことなのだろうなと思うのです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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