ここ数年間、日本への
空からの往来にかかっていた
規制(水際対策)が緩和されました。
当初は不便で仕方ないと感じたことも
時間の経過とともに
その状態が日常となって
いつの間にか感じていた
不自由さが
そうでなくなっている。
その時々の環境に適応することは
人間の脳のすばらしい一面でも
あるとは思いますが
少し厄介なところもあります。
皆さんも、こんな話を
聞いたことがあるかもしれません。
蚤をコップの中に入れると
その状況であっても
蚤はひたすら
ジャンプをし続けるそうです。
コップの上に蓋をして
飛び出さないようにしてみても
それでも蚤は
ひたすらジャンプをし続けます。
飛んでは蓋にぶつかることを
繰り返すうちに
ジャンプすること自体を
蚤はやめてしまうのだとか。
しばらくして、蓋を外し
元の通り制限のない状態に戻します。
その時には
もう蓋があってもなくても
蚤はジャンプすることを
やめてしまっているというお話。
生活だったり
人生だったり
何かに規制がかかることを経験すると
ここも人それぞれの反応が
あることと思いますが
それがなくなった状態になっても
自らを無意識に抑えることも
あるように思います。
もうその状態からは解放されているのに
頭の、心のどこかで制限を設けて
無意識なのか、意識的なのか
それらを理由にしては
飛ばない、つまり
行動を起こせないでいる。
私自身、病んだ母を診る長い時間が
自分が思う以上に魂を
縛り付けていたらしく
もうとっくに
その状態からは解放されているのに
自らの行動に
様々な理由付けをして
自ら再生を回避していたことがあるので
よくわかるような気がします。
私の場合、飛ぶ、行動するとは
”自分自身の人生のトラックに
戻って再生する” でした。
いえ、今、思うと
制限などもしかすると最初から
なかったのかもしれません。
少なくとも、母はそんなことを
望んでいなかったようなのですから。
私が心の中に作っていた
制限だったのかもしれませんね。
いずれにしても
私自身が自ら選択して起こした
人生のある時期でした。
冒頭の空の規制の話に戻りますが
お仕事やプライベートでも
飛びたい場所へ
さらに自由に行き来できる日も
近いのかもしれません。
さて、皆さんはどんなことを
胸に描いていらっしゃいますか?
私は、久しぶりに日本の外へ出て
大切な人々に会いたいです。
また、一時帰国して
ルームを訪ねてくださったり
日頃はオンラインで
対応させていただいている方々に
いつか、海外の現地でお目にかかり
対面を行えたらなんてことも考えます。
実現したいことは、公私ともに
まだまだたくさんあって・・。
自分自身の翼が
ちゃんとついていること
羽ばたかせる力があること
を再度確認し
扉はすでに空いている鳥かごから
思い切り翼を広げ
飛んでみたいと思っています。
皆さんそれぞれにその背に持つ
大きく、美しい翼。
お一人お一人の人生の青い空に
羽ばたかせていただきたいと思います。
空の規制に関しては
もう、コップの蓋の一部は
外れているようですからね。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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