何ヶ月も待たされて打った
ワクチンが思いのほか痛み
4日目になっても
左腕がうまく利かない
少しの不自由を感じながら
久しぶりに身体の声を
聴いている気がします。
”無理しないでね~!”
”おー、無理しないでできる範囲で
ゆっくりいくよ~”
感じてる、感じてる!!!
そんなやりとりを
私という身体の中で感じています。
子供の頃からさんざんやってきた
スポーツだったり
好きなことがそのまま仕事や
学問になっていた
パワー溢れる時代だったり
身体の声を聴くというよりは
鈍化させるほどまでに夢中になり
身体を酷使していた人生の
長い時間を思い出します。
声を聴くよりは
聴こえてこないように
意識を常に目の前のことに
集中させて紛らわせる。
これに近いことを
やっていたのかもしれません。
また、物事に苦痛を覚えるよりも
何より楽しんでやっている点が
さらに、やっかいでした。
心は楽しんでいるので
余計に、身体のあげている悲鳴を
酌み取りにくかったとも
言えるのかもしれません。
身体のスイッチが完全に切れ
知らぬ間に連動して心も落ちるという
初めての経験を
人生の最も輝く大事な時期にして
自分自身を見つめることを
試行錯誤で繰り返し
やっと、身体の声を聴くということが
どういうことなのかを
理解した時期がありました。
健康は損なって初めて
そのありがたさや大切さを
親身になって思い知らされるとも
人生でいったい何度目なのか
というくらい
改めていたく感じました。
頭と心を一致させる大切さを
ヨガの訓練や
坊さんさながら修行のような時間を経た
甲斐があってなのでしょうか。
バラバラだった頭と心が
一致してくれ
身体の発するサインをきちんと
感じたり、聴いたりをしてくれる
司令塔(頭)に
なったように感じます。
心の声を聴くことも
身体の声を聴くことに
似ているのかもしれません。
感じていることを気のせいにせず
一旦は「そうか」と
受け止めて眺めてみることは
大切かもしれません。
「自分をわかる」とは
頭(思考)のみでわかることでなく
感覚を通して腑に落ち
わかることなのだと思っています。
今日から夏の連休が始まりますね。
ここまで真夏日と逆戻りした梅雨日を
日々繰り返す気まぐれな陽気のなか
よくがんばっていらした
ご自身の身体や心を
ゆっくり眺められるような時間を
楽しみのなかにあっても
持たれてみるとよいかもしれませんね。
声を聴いてもらえた身体や心は
安心してさらに
どうしたいのかをきちんと発し
伝えてくれると思うのです。
かき消すことなく
その声を大切にしている限り
心と身体はバランスを保って
いらっしゃれるはず。
人生100年超えの時代です。
しっかりメンテナンスをかけながら
長く大事に付き合っていきたいもの。
素敵な連休となりますように。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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