私は絵本が好きです。
大人になった今でも
本屋さんや図書館へ出かけては
気に入ったものを手に取り
そこに表現された世界に
浸っています。
そういえば以前
相談室のお題で
本がテーマになった際にも
私は一人、大人の絵本を
挙げていた気がします。
関連ブログ 『人生の中で最大に悩んだ時、一番役に立った本を一冊紹介してください』
私が好いなと思う
絵本の素敵なところの一つに
”答えをすべて言いきらない”
これがあります。
絵本に限ったことでは
ないと思うのですが
今の世の中
一昔前と比べると
知りたいことのほとんどは
ネット検索などで
その答えや周辺のヒントを
得ることが
可能になっています。
すぐに答えが出るものもあれば
そうでない永遠のテーマ
といった類いの問いも
多いのが実際の人生。
手にとった本で
答えのすべてを
言い切ってしまわずに
それぞれの人生の中で
自分の体験や経験を通して
その答えを探していく。
こうしたきっかけが
絵本には特に多く
散りばめられているような
気がしています。
一生を通じて
自分にとっての答えや
その時々の正解を
探求、追求、そして探究する
ということなのでしょうか。
だから大人になって開いても
また何か違った視点や
思いがわき上がり
受け取るメッセージが
異なるのかもしれません。
そして、どの時点であれ
受け取るメッセージには
大切なことが内包されています。
生きている限り
学びは続く・・・。
大人になればどんなことにも
ハッキリした答えが出る。
どこかそんなことを
密かに期待していた
子供時代には想像もしなかった
人生の問いかけ。
今でも絵本を手にしながら
自分自身の内側に
横たわる何かしらの問いと
向き合い続けて
いるのかもしれませんね。
◎写真は、以前こちらのブログでも紹介した松本市内のブックカフェ「栞日」さんにて
※本日は最新サーバー移行に伴う不具合によりブログの再発信がずいぶんと遅くなりました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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