「相手に彼女がいたから諦めた・・」
知人のお嬢さんのトホホな電話口の声。
大学生になって初めて惚れた男性に
心から恋い焦がれ
勉強に部活にいろいろなことを
がんばっていたのに
相手にお付き合いしている女性が
いることが判明したのですね。
抱いた恋心は秘するまま
相手に告げられることもなく
封印されてしまったようです。
これはもう、人それぞれに
恋愛の仕方があるので正解などなく
その人にとってハッピーであれば
どれも正解であることは
人生の答えと同じです。
ただし、あっさりと
「はいっ、次がんばろ」と
いけてしまうさっぱり感も
”すごいなぁ” と思う一方
”いや、もう少しがんばってみても
いいんじゃないか、若者よ・・”
とも思う私のどちらもいます。
以前「人を好きになるパワー」という
ブログで綴った私のしつこさはさておき
人間、簡単に諦めて良いときと
諦めずにもう少しだけトライすることで
自分が成長できるような経験値を積めたり
人生が変わってしまうようなできことが
私たちの生きる行程では多々起こるので
諦めずにやってみると良いとき
どちらもあると思います。
結局、本人が何を選択したいかに
尽きるのですが
本気で相手を好きになり、想うのなら
あっさり諦めたりせずに
状況を見ながら時間をかけて
その胸の想いを告げてみて欲しいな
とも思うのです。
これは恋愛に限ったことでなく
人生のさまざまなシーンでも
当てはまるかもしれません。
諦められる程度のことであれば
それはそこまで本気でなかったと
自分でも納得できるので
そう尾はひかないのでしょう。
むしろ、しがみつかず手放すことで
もっと良いご縁に出会えることも多いです。
けれども、本気度は最高潮なのに
目に見える条件や環境を理由に
それにチャレンジすることなく
あるいは、一度や二度
うまくいかなかったからと
簡単に諦めてしまうのは
やはりもったいないと思うのです。
「私の気持ちはどうなの?」と
自身の胸に耳を傾けると
どんな声が返ってきますか?
そこで
”もう他に私のやりがい、あるいは
安らぎを覚える場所を見つけたよ"
と心から思えるのなら
その思いを大切に新たなフィールドにて
まい進されると良いのだと思います。
でも、諦めきれないことだったら
どうでしょう。
妙な理屈をつけて胸を納めても
心は正直です。
感じるままに動けず
ただ抑え込められた気持ちは
どこへ向かったらよいのでしょう。
さまざまな症状を携え
心や身体に影響するようになってきます。
納得する着地点を
頭で考えるよりも、むしろ
ハートに重きを置いて
選択してみることも
ときにご自分を大切にすることに
繋がるのかもしれませんね。
どんなときもあなたの気持ちを大切に
ハートに耳を傾けて、心から納得のいく
選択をなされますように。
私はいつもここにいますから・・・。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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