冬から新しい芽吹きの季節、春へ。
ちょうど季節の変わり目となるこの時期は
街にも里山にもさまざまな色彩が溢れ出し
色味に限らず、目に映る景色も、身に着ける衣服も
そして心の内側もどことなく
春と冬のどちらもが同居しているような
2つのものの間で行ったり来たり
心もとなく「揺れる感覚」を
覚える方も多いかと思います。
気候に限らず生活環境も様々な節目と重なり
身辺が急に慌ただしくなる時期とあって
身体のバランスもいつも以上に中庸をとることが
難しいと感じられるかもしれませんね。
もちろん、バランスをとろうとしてみる
ことはとても大切なことですが
ご自身の中で揺れている感覚や思いを
しっかり感じて、眺めてみることも
こんな春と冬の狭間の時季だからこそ
意外と大切なのかもしれません。
白黒つかず、グレーの部分で揺れている
狭間にあるような感覚は
時に曖昧さに苛立ちを覚えたり
どちらの方向へ進んでよいのか
戸惑う要因になったりするのかもしれません。
けれども、私たちがこれまでの人生で
経験してきたことから鑑みると
たいていのことは白黒どちらかでなく
大概、グレーの部分に答えがあることも多いです。
もしかすると、今、ゆらゆらと揺れている
その感覚や思いのなかに、ご自身にとって
何か大切な芽や本質に迫るような回答が
潜んでいるのかもしれません。
春と冬の狭間にある・・。
こうした時期だからこそ
心の中の「揺れる思い」
そのまま大切に受け止めてみてあげてくださいね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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