12月も下旬に差し掛かると
子供時代から
歩く速度がやたらに速い
急ぎ足の私も
さらに加速して歩きたくなる
そんな気持ちに
駆られることがあります。
セッションの合間、合間に
仕事以外の年末年始のことをも
こなしているのですが
この時期の皆さんも
もれなく同じことでしょう。
慌てていないつもりでも
ふとした瞬間、我に返り
「くすっ」と笑いたくなるほど
急ぎ足の自分に気づいたりします。
写真は一昨年だったと思いますが
東信へ所用で出向いた帰り際に
紅葉の真っ只中に立ち寄った
『小諸城址懐古園』の敷地内にある
『小諸市動物園』という
ミニ動物園の
ケヅメリクガメです。
出かけた日は
お天気が良かったこともあって
ちょうど園内を野放しで
お散歩中でした。
私たちが幼少期からよく知る
『ウサギとカメ』のお話。
私はこのお話が大好きで
4歳の頃の幼稚園の宿題に
彼らの絵が登場していたことは
以前綴ったブログの通りです。
関連ブログ 『愛しいと思うこと』
あの物語のイメージでは
カメの歩みは
相当のろのろだったと思うのですが
実際のカメの歩みは
もちろん個体の種類にもよるのでしょうが
歩くのは想像以上に速いのですね。
一歩一歩確実に
けれども決して遅くない歩みで
大地を踏みしめ移動します。
昔、子供の時分からお世話になっていた
ヴァイオリンの先生が
口癖のようにご自身のことを
「たとえカメの歩みでも」
という言葉を用いて
表現なさっていらっしゃいました。
カメの歩みという表現は
遅々として
けれども着実にという意味で
例えに出して
用いられやすいと思いますが
実際の歩みは結構な速さで
たとえ「カメの歩み」でも
歩み続ければ
相当な移動距離になるだろうな
と考えています。
本日からちょうど
残り2週間となった
2024年の最終コーナーを
回るにあたっても
”慌てない、慌てない
一歩一歩、丁寧に”
を自らに言い聞かせ
着実な軌跡を残してまいりたい
と思っております。
その歩みは、振り返れば
とんでもないところまで
歩み来ていることを
改めて大晦日の晩に
その軌跡の一つ一つを
出逢った皆様が
内面に耀かせた光と共に
感じ尽くして
美味しいお酒やお料理と共に
味わいたいと思っています。
投稿者プロフィール
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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