パートナーだったり
家族だったり
近しい間柄の関係性を
改善するための
もっともらしいノウハウや技法は
巷に溢れています。
ただ、お一人お一人
生じている事情や
ご本人それぞれの特性や
今現在、取り巻く環境などは
似たように思える部分はあれど
当然ながらまるで異なり
カテゴリー化された
通り一遍の解決法が
当てはまりようがないことは
多々あったりします。
だからこそ
「今の私」、「今の相手」を
まずはきちんと
把握して知ってゆくことが
大切になってくるのだと思います。
つまるところ
「自分を知る」
「相手を知る」
となりますでしょうか。
ここまでの双方のやり取りで
一旦、今現在は信頼関係が
損なわれている状態だったり
それぞれお互いの
日常における環境や
心境の変化がそれまでとは
変わってしまっていたり
相手の言い分を聴く
心の余白がなくなっている
そんな状態であるにも関わらず
互いの対話が大事だから
話をしなくては・・と
「聴いて、聴いて」
「私の話を聴いてくれない」
「私をわかろうとしてくれない」
ばかりを押しつけていては
関係性は悪化こそすれど
改善しにくくなることは
目に見えています。
そもそも、その口から放たれる
「わかって欲しい」は
自分ではない他の誰かに
向かっているものなのかどうか。
個人のカウンセリングであろうと
ご夫婦や親子、ご家族といった
数名によるカウンセリングであろうと
大切なことは
まずは
「今のご自身をきちんと知る」
その上で
向き合う相手についても
「今の相手をきちんと知る」。
そこから初めて
今できる最初の一歩は
何なのだろうということを
心の声を聴きながら
模索してゆくことなのだと思います。
模範的な、あるいは
一般的な回答などありません。
お一人お一人の今を
それぞれの気持ちに寄り添いながら
きちんと把握したうえで
俯瞰した立場から
お二人それぞれだからこその
解決へ向けて
最初のステップと
その先のゴールへの軌道を
きちんと描ける第三者の元で
己を知るところから始まる
関係性の回復、改善のための
貴重な機会、時間を
設けてみていただけることも
大切なのかもしれません。
【夫婦カウンセリング・カップルカウンセリング】
【親子カウンセリング・家族カウンセリング】
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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