昨年まで毎年育てていたヴィオラ。
いくつものプランターが
ツマグロヒョウモンチョウの食堂と化して
今年は代替の花を考えています。
毎年
「こまつ食堂(安くてウマい!)」
の看板とキャッチが
昆虫界ではクチコミであったとしか
思えないほどの繁盛っぷりでして
あ~~れ~~~という間に
丸裸に食い尽くされてしまうので
今年はヴィオラでなくパンジーで
いってみたいと思っています。
舌の肥えた彼らは
好みがハッキリしており
同じヴィオラでも
色味が少し異なると見向きもしない。
そんな気まぐれさ、高慢さも
あったチョウ(幼虫)たちでした。
毛虫が何より嫌いな私ですが
当初こそ
気が狂いそうになりながらも
どんどん成長していく姿に
すっかり情をほだされ
また、同じ幼虫である可能性は
少ないのでしょうに
成虫のチョウとなった輩たちが
こぞって里帰りをして来るようで
また、その時に安心な故郷へ
卵を産んでいくのであろう
(次々と生まれるのでそうなのでしょう・・・)
その姿にいたく好奇心をかきたてられ
気づけば、”困った、困った” と言いながらも
毎年、毎年
苗をプランターに植えては
植えてしばらくは愛らしい花を楽しみ
後は瞬く間にやってくる彼らの成長っぷりを
害虫よけなどあえてせずに
観察、眺めている歳月でした。
あちこちに春の花たちが
咲き始めたと同時に
種がこぼれ落ちたのであろう
ヴィオラ(スミレ)の花が
各所にぽつんと
たった一輪で咲いている姿を
見かけるようになりました。
こぼれ落ちた種から
思わぬところで芽を出し
花を咲かせる・・。
どのような環境であれ
生き抜く力を持つ
私たち人間の姿と重なるようで
愛おしさ倍増の春爛漫です。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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