先日、お世話になっている
知り合いのご夫婦の店舗にて
水に根を張ったヒアシンスを
見せていただきました。
脇には芽吹きを待つ
小さな植物の苗がいくつも並び
本格的な春の到来を
今か今かと待ちわびています。
ものすごくうれしそうに
水の中に置いた
ヒアシンスに根がついたことを
お話くださるものですから
こちらも、その思いが伝わり来て
とてもうれしくなります。
植物の生命力は
ささやかなながらも
実は大きなエールを
私たちの日常に
送り続けてくれているのだなと
改めて感じた瞬間でした。
春の喜びや新たな芽吹きを待つ
私たちの人生の背景も様々です。
まるで終わりのない
長い冬のように感じられる
苦しくて、辛くて
真っ暗闇の中に
ただ一人置き去りにされたような
時間を経た時は尚更のこと
心から、光そのものや
光を感じられる物事の変化や
ご自身の心内を体感することが
耀く生命そのものを感じる
新しい瞬間の到来のように
感じられるのかもしれません。
根を付けたヒアシンスを眺め
心からの笑顔を見せてくださった
その姿を眺めることが
私にとっては何よりもうれしく
この日を迎えるまで
その方がどれだけの涙を
落としていらしたのかを思い
胸が熱くなる時間でした。
植物と並んで耀いた
その方の生命の光を強く
感じられたからなのかもしれません。
春は誰の心にも
姿、形や時季こそ違えど
必ずやってくる。
そう信じてやまないやさしい時間でした。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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