本日は15日にちなんで
長野県の食文化のご紹介です。
写真の愛らしい食べ物。
なんだと思われますか?
実は米粉で造り美しい色を付けた
「やしょうま」という
平たい餅菓子なのです。
もちもちした食感はもちろん
お砂糖も使われているので
ほんのり上品な甘さがあります。
長野県で地域によって多少の差は
あるようなのですが
2月15日をお釈迦様が
亡くなった涅槃会の日として
各家庭やお寺さんで作って
仏壇に供えたり
涅槃会の法要で用いる風習があったそうです。
先日、私は物産センター(道の駅)で
見つけて思わず購入してしまいました。
恐らく、地域の方々の
手作りのものなのでしょう。
手作り感満載で色彩が美しいです。
米粉など材料をを練って
蒸したものを
無色、色を付けた部分など
金太郎飴を作ることさながら
美しい模様を描くように配置し
伸ばしたものをカットしていく。
作り方も様々なのかもしれませんが
できあがった模様を眺めることも
楽しみなのでしょうね。
作りたてはもちもち美味ですし
時間が経った場合は
軽く焼いても美味しいそうです。
来年は私も自分で
作ってみようと思いました。
何故、「やしょうま」と
呼ばれるのかは諸説あり
あちこちで識者や一般の方々
綴られていらっしゃるので
そちらを参考にしていただくと
よいのですが
私は次のお話を聴いて
しっくりきています。
お釈迦様がご臨終の際に
弟子の ”やしょ” に
「やしょ、うまかったぞ」と
伝えたことから
”やしょうま” と呼ばれる・・。
きっと師のために
真心込めて作られたのだろうなと
想像しながら
長野県ならではの素晴らしい
郷土食の一つを
さっそく今年も
いただいてみたいと思っています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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