都内の友人が夜半のうちに
かなりの量を雪かきをした
写真を送ってくれました。
かつて、都心の我が家では
雪かきそのものを
常備していなかったので
医院の入り口はもちろん
木戸から内玄関までの通路に至るまで
ほうきで掃いたり
ちりとりといったものを
代わりに用いて
雪かきしていましたっけ・・。
寒冷地のみならず
都市部にも広範囲に
降雪をもたらした昨日からの大雪
一旦はおさまっている地域が
多いのでしょうか。
大事に至らなかったことを
願うばかりです。
朝一のクライエント様が
ご来所なさる前に・・と
雪かきをするも
セッション終える昼過ぎには
ある程度、溶け始めていて
ほっとしているところです。
ただ、未明までの積雪は
数時間で溶けきるほど
少ない量ではなかったので
おそらくこれから夕刻に向かって
溶けだした部分が凍結していく
長野県中信地区の特徴が
表れてくるのではないかなと
かいた雪を積み上げた
雪の壁を眺めながら思っています。
年末辺りから年始にかけて
ご夫婦だったり
カップルだったり
親子様だったり
ご家族だったり
要は個人ではなく
誰かとの関係を悩みの種として
ご相談いただいている方々に
これもある程度の期間
続けていただいていると
毎度のことながら
流れやパターンが自然とできてくるので
不思議だったりするのですが
『雪解け』ともいえるような
関係性の変化が
生じてくることを
当事者からご報告いただいたり
あるいは確認させていただくことが
多くなってきています。
どなたかお一人が
ご自身の内側の世界に
何かしらの疼きを感じ
そこを整理するためだったり
解決、あるいは緩和するために
こうした第三者の力を借りようと
ドアをノックしていらっしゃる。
ご本人は自分自身のために
課題と真摯に
向き合い続けていることが
多いのですが
その際に生まれるエネルギーが
自然とご本人から漏れ出て
近しい方々、特にお身内には
容易に伝播しやすくなり
周囲の人々の空気感や
関係性にも
小さな変化が表れ始める。
そうして、ちょろちょろから始まった
小川の流れが
本流の大河へと変わっていくことも
これまで幾度となく
拝見させていただいてまいりました。
積もった雪は
どのような形であれ
雪解けをし
その下には新たな芽吹きが
自然のサイクルに従い
今か、今かと
その時を待っています。
私たち人間が他者との関係に
生み出す澱のようなものも
どこかで自然の摂理に従い
本来の何もない状態に
戻ろうとすることも
あったりするのかもしれません。
身近な関係であれば
いっそうのこと。
一過性のこととして
気にならずに済むことも
多々あるのでしょうけれど
ご自身の胸を痛めるほど
気になさることがあるなら
猶更のことかもしれません。
それには、少しだけ
雪かきではないですが
溶けやすくするための
最初の一押しとなるきっかけを
必要とすることも
あったりするのかもしれません。
それが、個々人から始まる
流れなのか
双方、お二人(数名)で向き合う
流れなのかは
それぞれだと思います。
身近な存在を含めて
誰かとの関係性において
言い知れぬ痛みや疼きが
あるのならば
心はどこかで『雪解け』を
望んでいらっしゃるのかもしれませんね。
雪で覆われた色彩を欠いた
静寂な景色を眺めながら
”どうなさりたいのか”
ご自身の心とぜひ
ゆっくりと
対話をなさってみていただくことも
時には、よいのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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