写真をご覧になって
「わ~!なつかし~っっ!!」
とつぶやかれた方々も
いらっしゃいますでしょうか。
写真は、我が家で見つけた
懐かしの子供時代の
趣味の産物です。
その昔、「雄鶏社」という
かの向田邦子さんが在籍したことでも
よく知られる
手芸をはじめ
手作りのものに特化した出版社が
都内にありました。
私が小学生の頃のこと。
私自身は男の子に交じって
野球やサッカーをやっていることが多い
外で遊ぶことが大好きな
活発な子だったと覚えていますが
仲の良い友達たちが
手芸クラブに入っており
その子たちの手にする
真新しい手作りの作品を眺めては
好奇心の塊だったことも
手伝ってなのでしょう。
”おせーて、おせーて!”
といわんばかりに
教えてもらうことはもちろん
一緒に手芸店に
連れて行ってもらったり
手芸の本を
見せてもらったりして
その息吹をお裾分け
いただいている感じでした。
それこそ、友達から
教えてもらうことが
楽しくて仕方なかった
クレープドールや
クレープフラワーといった
クレープペーパーを使った
手芸も楽しかったですし
母の新しいミシンを使って
ナプキンや巾着袋
手提げバッグに
大小ティッシュケースなど
布地を使った手芸も
とことん懲りまくって
ある時期ずっと作っていました。
今回見つかったフエルトは
それこそ雄鶏社さんならではの
マスコット専用の本が
何冊も出ていたほど
人気の手芸だったように記憶しています。
独特のステッチで周りを縫い
フエルトを用いた
マスコットをどれほど作ったことか。。。
おそらく小学校3~4年生くらいの
時期のものだと思います。
マスコットでは飽き足らなくなり
こんな付け替えのできる
おもちゃまで作成しておりました。
よーく見ると、ステッチは
雑だったりしますが
本当によく
こんな手間暇かかるものを
作っていたなぁと
我ながら関心してしまいます。
小学生は小学生なりに
忙しかったはず。
それでも、こうして
好きなことには没頭して
日常の中に様々な楽しみ方を
自ら見つけていた幼き時代を
しみじみ思い出してしまいました。
フエルトの手触りの温かさ
また、キャラクターの愛らしさに
しばし心が癒やされ
眺めてはほっこりしています。
心がぽかぽかするような
ささやかな幸せは
どんな時もすぐ身近に。。。
いくつになっても
自らいくらでも見つけられる
生み出せるもの
なのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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