共感できることは
本来、とても素晴らしい力なのですが
時に、世の中で起こる
様々な事象に胸を痛め過ぎて
ご自身がお辛くなる。
特に、今年は新年の幕開けから
深く呼吸する間もないほど
矢継ぎ早に様々なことが
起きたとあって
そんなお気持ちを抱かれる方々も
いらっしゃるかもしれません。
昨日のブログでも
情報との距離について
書かせていただきましたが
共感することに疲れを覚える
共感疲労をお感じになる時は
一旦、取り巻く様々な情報から
距離を置いて
ご自身のペースを取り戻すことが
とても大切になってきます。
苦しみの中にいる人々に
何かしなくては・・
なんでこんなことが起こるのか・・
悔しい、苦しい、悲しい
そんな思いに駆られることは
人として至極自然な
素晴らしいことではあります。
自然災害に限らず
世界で起こる戦時の際のブログにも
ここまで随所で
綴ってまいりましたが
先述のような思いに駆られる時ほど
まずはご自身を大切になさることを
なさっていただけるとよいかと思います。
関連ブログの一つ 『情報のシャワー』
心身を健康に保ったうえで
今のご自身にできることは何かを
考えていただけると
よいのかもしれません。
健康な心身があってこそ
他者の荷を背負うための
分かちあいができ
今現在のご自身にとって
できることを冷静に判断し
当事者にとっても
本当に必要な
手助けができるといったところ。
自らの健康や幸せが
ないがしろになっていて
あるいは日々の生活の軸が
ぶれぶれになっていて
他者の荷まで抱えることは
むしろ世の健全な気の巡りにとって
よくないことさえも。
私たち一人一人が、日々
幸せや感謝を覚える心を
備え持つ状態であることだけでも
既に、成し得ていることは
あるのだと思うのです。
共感することはとても大切。
けれども、日々
ご自身を観察しながら
時に、情報と距離を置いて
心を休めることも
とても大切であることを
改めて、こちらで綴らせていただきました。
投稿者プロフィール
- こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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