冬を迎え、辺りがモノトーン
とまではいかずとも
全体を覆う色彩に色味を欠いていると
どことなく気分もそちらに
引っ張られるような気持ちに
なることがあるかと思います。
エネルギーが隆々と
満ちあふれている時ならば
軸は揺れども、戻る場所を
自らが無意識にでも
わかっている安心感もあって
周囲の環境に自身の感情が
大きく左右されることは
少ないものです。
私たちは不安を抱えたり
何か思うところあって
心や頭の中が何かに大きく
占拠されているような時は
感じ取ったものに
内面も引っ張られるところも。
皆さんそれぞれに
ご自身の五感の中で
より感じやすい感覚は
おありだと思いますが
中でも総じて影響が強いのは
視覚ではないでしょうか。
メディアで仕事をしていた時分
書くことから
映像の世界に入った際
善くも悪くも影響力の強い
視覚の効果を
思い知らされました。
視覚から感情をつくる。
これが実際にあるのだなと
思い知ることばかりで
嫌でも実感してきたからです。
なのだとしたら
心が上向きの気分になれない
感じたり、考えたりすることすら
しんどくて辛い。
そういう時にこそ
視覚の影響力をあえて
ご自身にとって都合良く用い
ご自身が元気になれる
あるいは落ち着いたり
やさしい気持ちになれたり
強ばり張っていた気が
思わず緩むようなもの
風景、お気に入りのものをはじめ
色彩ひとつにおいても
ご自身が「これ」と思うものを
あえて取り入れてみることを
オススメいたします。
外側の世界から感情をつくる。
これも、一つの
「ご自身を大切にする」に繋がる
ことなのかもしれません。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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