秋を迎えてからのブログにて
何度か山や自然にお詳しい
識者の方々から伺った
”今年の紅葉はよくない”
といったメッセージを
ご参考までに
綴らせていただいたことが
何度かありました。
毎年、その移り変わりを
つぶさに観察している方々ですから
思うところはあるのでしょう。
なるほどなぁとは思います。
それでも、いざ
2023年の紅葉本番が始まってみると
遠目には大変色鮮やかで
とりわけ黄葉と橙色が
今年ならではの美しさではないかなと
感じさせていただいています。
長野県内でも各地にて
松本城、軽井沢、小諸懐古園
といった観光客も多く訪れる観光地でも
先週の3連休を機に
ピークを迎えていたようです。
安曇野辺りの里山では
例年、もう少し経って
松本城が散り始めた時分に
賑やかになるイメージですが
どうなのでしょうね。
今年も2度訪ねた八ヶ岳では
毎年のタイミングと比べると
少し進みが速く
時は既に過ぎ去り
美しい真っ盛りの紅葉には
出逢えませんでした。
標高が高いエリアならではのなのでしょう。
写真は八ヶ岳へ向かう途中の
諏訪湖SAの駐車場脇の紅葉です。
道中の原村PAなどでも
実に鮮やかで見事な紅葉に
出逢うことができました。
もちろん、近づいてみると
識者の皆さんが口々に
おっしゃってらしたように
今夏の強すぎる陽射しに
葉が焦げた形跡は
痛々しいほどに見受けられます。
それでも、これだけの色彩を
全身を振り絞るようにして
放っているのですから・・。
これはこれで素晴らしいほどに美しい。
私にはそう感じられました。
よくぞここまで再生して
この色彩を生み出したなぁ
とさえ思います。
私たち人間も常に自分の思う
ベストコンディションを
保っていたい
ベストコンディションで
何事にも臨みたいものですが
それでも、その時々の状態や
状況、取り巻く環境によって
そうでききれないない時だって
あるのだと思います。
それでも、その時々の
自身のベストを尽くし
その瞬間、あらん限りに
持てる力を燃やす姿は
私が今年の紅葉を眺め
感じるように
きっと、誰かの心を動かし
静かな感動や感嘆を
生んでいるのだろうな
そう感じながら
しみじみ眺める
2023年の紅葉です。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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