強くとらわれた観念や執着
とりわけ抱いていることに
苦しさを覚える場合は

それらを浄化していく過程で
自分でも驚くような感情と
向き合うことが出てきます。

一旦はすっきりして
整理がついたと思ったのに
思いもしないような感情が
次々と湧き出て困惑する。

まさに行きつ戻りつの状態を
繰り返すこともありますが
むしろこの現象が出ることのほうが
自然な流れであるように思います。

常々、頭だけで
理性的に割り切っている世界に
理解できないような感情が生じると
人は困惑を覚えるもの。

そんな心をただ眺めつつ
ご自身をより深く知っていくことが
大切なのかもしれません。

もがいてもがいて
時には
のたうち回るような思いさえして
行きつ戻りつを繰り返すうちに

あるとき、ふと顔を上げた瞬間
そこに広がる景色が
以前とは異なっていることに気づく。

真に整理がつくということは
頭の理解を超え感覚を通して
納得、腑落ちすること。

目に映るその景色が
教えてくれるのだと思うのです。

◎写真はこの時季の安曇野の風景。雨降りの中でも湧水が澄み切っている様子に心洗われる気がします。

投稿者プロフィール

小松万佐子こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー

今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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