映画『ひまわり』で観た
ひまわり畑が印象的な緑の大地。
ロシアによる侵攻が始まって
今日で一年となります。
多くの方々の犠牲が積もった
国土の上では
今もなお、争いは続き
本来は未来への創造に対し
向けられるはずの
貴重なエネルギーが
自分とは違うと分別した相手を
傷つけることだけに
使われていることは悲しいです。
時だけは過ぎ
建物は破壊し尽くされ
黒土と呼ばれた大地には
砲弾の穴があき
人や自然、国から生まれる
様々な未来への可能性が
打ち砕かれる現状。
繰り返しこちらでも
綴ってきましたが
やはり思い出すのはこちらの言葉。
2002年に公開された
『カンダハール』を製作した
モフセン・マフマルバフ氏の
当時のインタビューでの発言。
”頭上にミサイルではなく
本を降らせていたら
足元に地雷でなく
小麦をまいていたら・・”
旧ソ連のアフガン侵攻を機に始まった
争いでその後も長期に及び
荒廃され尽くした国や内政
人々の暮らしを振り返り
アフガニスタンの現状は
どれだけ変わっていたことか
と続く大切なメッセージ。
種を蒔くのは未来へ繋がる
希望や夢、変化の兆しであって
目の前にいる人々や建物を
破壊し尽くすものではない。
そんなことを朝から改めて
彼の地の友を思いながら
感じています。
時はただ
どのような行いの前でも平等に
過ぎていくだけ。
まずは、今日一日も
私自身の心の調和から
希望や創造の種を
諦めずに蒔いて
大切に育てていこうと思います。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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