2月になりましたが
1月2つめのお題について
しれっと綴ってみます。
「克服」というと
何らかの困難に完全に打ち勝ち
すでにそこはクリアになっている
という字面からは
意味づけとなるのでしょうが
対人間を観察する限り
いえ、何よりまずは
私自身を省みて
克服したように見えて
実は、そこは始まりに過ぎず
この世に存命である間じゅう
形やパターンを次々と変え
表われ来る人生の課題と向き合う
様々な場面において
最初に克服したように見えた際に
自分自身の
血肉となりかけた生きた学びを
試行錯誤しながら実践し、磨き続け
”本物” にしていくというイメージです。
私の場合は
日々のブログ(特に「くれたけお題」にて)
をはじめ
サイトのあちこちに綴っていますが
人が人生で体験するであろう
あらゆる分野の困難な場面が
偶然なのか必然なのか
ほぼほぼいくつも同時期に重なり
当然ながら準備をする間もなく
嵐のよう吹き荒れて
それまで持っていたすべてを
巻き込み洗い流していった際に
執着していては
足かせにしかならないような
そこまでに自分が築いたと
思い込んでいた自分を
一旦、すべて手放すことから
今現在への道が始まりました。
自らの意志でそうしたかというと
決してそうではなく
むしろ望まぬのに向こうから
やってきたというような
出来事の数々から
最終的には
すべての出来事は
誰でもない私のために
一つ一つの場面や条件設定が
絶妙ともいえる具合に
伏線を含めシナリオに書かれ(描かれ)
名脇役たちが、こぞって舞台に出演し
大切な気づきを与えてくれた。
そう感じるほどに
ありがたい経験となっています。
大切だと思っていたものが
実はそうでなかったり
上っ面のきれい事ではない
自分自身の心の底にある
真の感情であったり
うわべについていたものが
丸ごとすべて
引っ剥がされたような状況で
再び立ち上がって歩き出すには
大切なものを
今一度すべて見直し
取捨選択をする必要があったわけです。
そうしないと飛べないほど
重くなっていたとも言えるでしょうか。
次なる人生のステージに昇るには
必要だからこそ
起きた嵐だったとも
今になって振り返れば
言えるのかもしれません。
手放したことで
大きく人生の方向性は変わりました。
けれども、克服したと思えたことは
今現在の日常における
ささやかな場面でも
私を試すように訪れてきます。
その都度、自分を眺めながら
本物への熟成度を
確認しているような毎日だとも
言えるのかもしれません。
どのような経験、出来事であっても
すべては
ご自身の唯一無二の宝(力)となるべく
姿形を困難に変えて
目の前に表われていた。
きっと、そうお感じになられる日が
この先のどこかで
皆さんお一人お一人に訪れると信じて
日々、セッションに
携わらせていただいております。
【2023年1月のお題-2】「あなたが克服したときのことを教えてください」
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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