誰かと何かで揉めたとき
あるいは
対人関係でストレスを感じたとき。
どれほど
理不尽な言われようをして
腹立たしい場面に
遭遇していたとしても
相手が100%悪いとだけは
思えるわけではないことを
私たちは、これまでの人生の
どこかで一度は
経験しているのではないでしょうか。
ところが、人間とは厄介なもので
少しでもそうした後ろめたさ
例えば
「まだまだ未熟だなぁ」
「ちっちゃいなぁ」
といった感情が
相手が全面的に悪いケースですら
心のどこかにあったりすると
全力で自分を正当化しようと
本能が働き
まさに自己防衛軍が
内側の世界に登場したりするわけです。
そうなると俯瞰して
起きた事象を眺めることは
難しくなり
自分の思いだけに捕らわれ
相手を責め続けることで
自分を守ろうとすることに
必死になってきたりします。
カウンセリングで
共感をもって
傾聴されるということは
安全な場所で
”自分はこう感じいてもいいんだ”
ということをそのまま認めてもらえる
安心感に繋がっています。
自分の抱く思いや感情を
安心できる誰かに
一旦、受け止められ
肯定してもらえるだけで
人はそれ以上
「私は間違っていない」と
自己正当化することに
力を注がなくても
済むからなのかもしれません。
そこから一歩ずつ
時間の経過の力も借りて
起きた事象やご自身の内側の世界を
冷静に眺め
自分事として省みていくことが
可能になっていくのだと思います。
安全な場所で安全な相手に
ご自身の思いを
まずは、そのまま
言葉にしてみることの大切さを
私自身も、毎日のセッションを通して
どの瞬間にも感じさせて頂いています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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