シンビジウム

 

どんなときにカウンセリングを
利用したらよいのでしょうか。

 

何かしらの事象がきっかけで
心が傷ついたり
ものすごく落ち込んだとき

食事や睡眠といった日常の基本が
ままならいほど
心が落ちていたり
不安定さが続くとき

必要とする視点や能力を
それを持っている他者から
借りたいとき

具体的に解決したい悩みが
人生に生じたとき

 

こうしたきっかけでいらっしゃる方々は
とても多いように感じます。

 

心が壊れそうになる寸前であれば
何とかしなければと

専門医の診断を仰ぎに
クリニックや病院を訪ねたり
カウンセリングを受けてみようとしたり

何かしらの行動に出ることは
自然なことなのかもしれません。

 

けれども、そうなってしまう
もっともっと前から

不定期に気持ちが沈んだり
気分が不安定な状態に
なっていることに
お気づきではなかったでしょうか。

 

心がそうした状態に
なり始めているタイミングでは

日常生活に何らかの支障が出ていたり
人間関係や仕事も
それまでのようには
円滑にいかなくなっていることが
多いことと思います。

 

気持ちに軸と呼べる
拠り所がないような不安を抱えたまま
ぼーっとすることが増えていたり

些細なミスが連発しがちだったり

寛容さを欠き、やたらにイライラして
他人や周囲の粗ばかりが気になっていたり

また、そうした自分を責めてしまう
ご自身もいらして
さらに負のループに入ってしまい

訳のわからない底なし沼の渕際に
入りこんだような気分
とも言えるのかもしれません。

 

”このくらいのことは
自分で何とか制御しなくては・・”

”自分のことは自分が一番わかっている”

”まだまだ、これくらいは大丈夫”

 

そう思われて
ゆったりご自身の心身を眺めることを
怠っていたり

誰かの力を借りることをためらったり

まだそこまでの状態ではないと
思いこんでいらっしゃるのなら

現在のような状態になる前に
身体や心が発していたサインを
ほぼほぼ見逃していたために

最後のアラームともいえるほどに
心や身体が力の限り
振り絞るようにして
内側からしているノックの音を
ここで一度
受け止めることをしてみましょう。

 

できれば、もっともっと早くに

普段から心や身体を眺めて
観察する習慣を
カウンセリングを通して持たれることを
お勧めしております。

 

「おや?」という心身の覚える
違和感にいち早く気づくためとも
言えるかもしれません。

 

定点観測の時空間を自らのために設け
「今の自分」が
どのような状態であるかを
その都度把握したうえで

日々の暮らしの中で必要なことを
一緒に思案して探り
普段から施していく習慣の基盤を作る
といった感じでしょうか。

 

カウンセリングをご利用いただいて

『今この瞬間のご自身をよく知る』。

 

実は、この一言に尽きるかもしれません。

自分を知ることが始まりなのだと思います。

 

シンビジウム

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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