何かの催しやピアノの演奏をするような
特別な場面でドレスを着る際
私はほとんど
耳以外の（最近は耳も）アクセサリーを
着けないことが多いです。
以前、音楽の関連で知り合った方々に
少し驚かれたことがありました。
アクセサリーをつけていないのに
どうしてそんなにキラキラしているの？
キラキラしているかどうかは
本人はわかりません。
また、私の場合は衣類のデザインや素材
色彩に関心があるので
特別な舞台での衣装は
このサイトでもご紹介差し上げた
デザイナーさんはじめ
お世話になっている仕立屋さんに
若い時分から作っていただいています。
それも衣装、ドレスだけが
勝手に一人歩きしないよう
自らをよく知ることが大切だと思っています。
等身大のあるがままの自分を
邪魔せず最大限に輝かすようお伝えし
作っていただいているからでしょうか。
キラキラする宝飾品については
ある年齢を過ぎてから
親から何かの記念や節目に受け取った
宝飾品ですらも
そうした特別な舞台やステージに立つ際も
ほとんど身に着けなくなりました。
お年頃というのもあって
なるべく身にまとうものは軽いもの。
こんな意識も働いているかもしれません。
でも、それ以上に
私自身の中にキラキラ輝く光があると
信じているので
そこを輝かすことに懸命に生きている限り
余計なものは着けなくても
本物の光で充分輝いていると
考えていることもあると思います。
余談が長くなりました。
今年も驚くほど多くの方々の
人生ドラマに
ルームやカフェでの対面はもちろん
オンラインを通して
立ち会わせていただくことができました。
一件一件の物語の登場人物は
お一人だったり
パートナーと一緒だったり
親子様をはじめご家族だったり
職場の仲間だったり
地域の方々だったり
いただく事例や症例によって
毎日が千差万別、多種多様でした。
その瞬間、見せるお姿は
苦しみの渦中そのものだったり
何か到達したい場所や
ありたい自分の姿を目指して
必死に試行錯誤しながらもがいている
といったものだったかもしれません。
それでも、ご本人には見えない
けれども私からは
たいへんよく見える水面下では
日々、驚くほどの進化を遂げていらっしゃり
心身でいうならば
病院やクリニックでどうにもならなかった症状が
寛解に向けて大きく前進を始める
どうやっても受け入れられなかった
物事や人、そして自分の心について
内側から自然に少しずつ変化を
きたしたことにより
捉え方や見方も変わり
以前ほど苦しくなっていないことに
気づかれた際には
人生で見える風景が変わっていた
・・など。
ここもお一人お一人様々です。
一見、停滞して動きがないように
見えていることにも理由があり
本人が気づいたほうがよい
大切なことに
気づくタイミングだったり
熟成のためには
大切な見つめ直しの期間だったり
私たちの目に見えないところで
遅々としながらも着実に
何かしらの変化が生じている部分だったり
するのかもしれません。
年末に差し掛かったからでしょうか。
以前、通っていらした方々や
お久しぶりの方々から
連絡をいただくことが目立ちます。
ご本人やその周囲の方々にとって
より幸せを覚える状況や心境の変化を
知らせてくれるその報せには
私自身も、懐かしい方々のお顔や
泣いたり笑ったり一緒に
向き合っていた時間を思い出し
とても充実した素敵な物語の続きを
聴かせていただいているような
気持ちになります。
”幸せ” は見えないところでも続き
さらにその周囲にも広がり
物語は展開していたのですね。
何かをとって着けたりせずとも
自らの内側に輝く力があることを
その方の本能が思い出したように
力強く輝くお一人お一人の姿を
思い浮かべて
こうしたお話を
伺わせていただけることに
何よりの喜びと感謝を
覚えほっこりしています。
本日夜までのご予約をもって
当ルームは本年度の営業を
終了させていただきます。
本年も大変お世話になりました。
２０２３年も引き続きどうぞ
よろしくお願い申し上げます。
◎写真は赤坂TBSさんの前のハリーポッターの世界を模したイルミネーション。幻想的で美しい輝きですが、一時の輝きなのでしょう。
投稿者プロフィール
- こまつまさこ心理相談室（安曇野ルーム）心理カウンセラー
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
