季節のイベントが近づくと
いつも以上に家族やご夫婦といった
大切な方々への思いを
意識的であれ、無意識であれ
感じることが多くなってくることも
あるのでしょうか。
人はそれぞれに個体が異なるので
ご夫婦や恋人同士はもちろん
血のつながったご家族であっても
お一人お一人
感じ方も、物事の捉え方も
また考え方もまったく異なります。
愛と一口にいったところで
”相手を大切に想う”
その気持ちは偽りのないものであっても
それぞれに思い、表現する愛の形は異なり
そのまま発されたものが
相手の望む形で届くかどうかは
わかりません。
愛が、人によっては
家族を守るために
懸命に、それこそ自分のすべての
時間やエネルギーを注いで
仕事に打ち込み収入を増し
夢を叶える手伝いをすることだったり
するのかもしれませんし
またある人にとっては
嵐のようにやってきた出来事や人から
大切な人をただ守りたい
あるいは失いたくない一心で
本意ではなくても
その手痛い仕打ちを一人で受けたり
大切な人に対して
一時的な嘘をつかざるを得ないことだったり
はたまた、親子関係であるのなら
愛しく何より大切な存在だからこそ
残された時間を鑑み
あえて突き放さなくてはならない
人生のタイミングだと
決断をすることだったり・・。
一見は伝わりにくい愛というのも
数えきれないほど
あるものなのだと思います。
求めるものが違うと
私たちはどうしても受け入れがたく
何もわかっていないと
ただ相手を責めたくなるものですが
その真意の部分を対話を通して
聴き知ることで
相手には相手なりの愛があり
その愛が湧く泉のある心内の場所や
それを表現する方法が
自分とは異なっていたことに
気づくことも多々あるように思います。
これからお正月まで続く
季節のイベント期間
家族やご夫婦など大切な人と
集う時間を経て
諸々のイベントが収まり
静かな時間ができた時分に
それとなく今年一年を
振り返っていただくとしたのなら。
自分たちを主役とした物語には
驚くような場面設定や
脇役たちが登場したことをも
思い出しながら
それでも揺らぐことのなかった
あるいは
思い切り揺さぶられたからこそ
改めて再確認できた
大切な存在に対する
絆や愛であったり
「あの場面において放たれた
相手の言動の真意は何だったのだろう」と
少しだけ自分の思いは脇にやり
静かな時間を設け
相手の思いに心を寄せてみるなど
一連の出来事を通して
何に気づくことが大切だったのか
それらを通しさらに理解が深まった
お互いへの想いを
再確認できる素敵な時間となることを
心より願っています。
投稿者プロフィール
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
最新の記事
- 日々のほっこり2024年12月5日我が家の縁起担ぎ(万年青(おもと))
- 食べて癒す2024年12月4日体温を感じながら食す
- お知らせ2024年12月3日12月の都内カウンセリングのお知らせ
- 小さなしあわせの種2024年12月2日別れはどんな時も・・