大掃除、進んでいらっしゃいますか?
暖かい晩秋までのうちに
大がかりなお掃除や
外気温がマイナスを記録し始めると
凍ってしまう窓拭きのような作業は
終えてしまうという方々も
多いのかもしれません。
以前、とある番組で見かけた
お掃除のプロの方のアドバイス。
どこから手を着けてよいのか
途方に暮れてしまいそうなほど
ひどく散らかったお部屋では
どこでもよいので
最初に目に付いた一箇所を決めて
そこを徹底的に整頓し
磨きあげていくとよいのだそうです。
最初に気になったその場所が
キレイになると
その周辺やそうでない部分が
これまで以上に気になるのだとか。
そうしたら、また一つ。
次に目についた場所を徹底的に
お掃除していくと
次第に片付けが
進んでいくのだそうです。
最初から全体を
やり散らかさないという考え
または手法なのでしょう。
私たちの心はどうでしょう。
お話にいらした際に
「思いつくままお話ください」。
そう語りかけると
多くの方々は戸惑いますが
そこで最初に口をついて出てくることを
徹底的に話すことがよいかというと
もちろんそれもとても素晴らしいですが
これまで多くの事例を観察していると
それだけではない気がします。
あちこち話が飛んでもよいので
そのまま思うままを語っていただく中に
聴かせていただいている私の感覚には
まったく異なる個々の点を
結ぶ一つの線のようなものが
感じられています。
カウンセリングの場は
どちらかというと
一旦、とっ散らかる程に
部屋中いっぱい
思いを広げてみる。
そこから始まるのかもしれません。
今年の心の澱は、今年のうちに。。。
お部屋もお気持ちも
ご自身ならではの整理がついて
新しい年を迎えられますように。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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