先月、所用ついでに立ち寄った
東信の小諸懐古園の小さな動物園で
出逢った雌のライオン。
しばらくウロウロ暖房のきいた
オリの中を行ったり来たり
歩き回っている様子でしたが
私がライオンのオリを離れ
園内を散策していたところ
時折、大きな叫び声をあげて
泣くとも、怒るとも
なんとも表現のしようのない
大きな声を上げて
鳴いていることに気づきます。
繰り返し、繰り返し
いつまでたっても
切なさそうな大声で鳴くので
「動物の気持ちがわかったら
いいのになぁ」
と思わず考えてしまいました。
その時、懸命に吠える声の持つ
トーンだったり
抑揚だったり
様々な側面に心を寄せ
何を訴えようとしているのだろうと
心を寄せたことから
重ねて、人間についても考えます。
言葉があることは素晴らしい一方
そこに頼り過ぎていることも
あるように常々感じています。
そこにはどんな思いが込められ
相手がなぜその言葉を選んだのか
ここまで相手が生きてくるなかで
その言葉に備えた意味づけは
何なのだろうか。
対話を通して自分との違いを
埋めていきながら
理解することはもちろん
言葉の奥にある思い
ひいては言葉を発した相手そのものに
心を寄せ思いを酌むことの大切さを
改めて感じています。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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