珈琲哲学の名古屋風鉄板焼きパスタ

 

飲食店でサーブされた際に
添えられる言葉に「お好みでどうぞ」。

こんな言葉があったりします。

 

先日、朝食を摂ったきり
夕方まで
慌ただしく過ごしたことも手伝い
隙間時間に思わず耐えきれず駆け込んだ
近所の馴染みのお店にて

おやつを食べる程度では
充たされなかったか
大盛りのパスタを注文したときのこと。

 

いつもでしたら
お気に入りのバジルとチーズの
トマトベースのパスタと
決まっているのですが
よほどお腹が空いていたのでしょう。

 

鉄板焼きパスタを夕方の4時頃
まだこれから一仕事ある段階で食す。

もちろん夕食も仕事が終わった
夜半に摂るのですから
あーこりゃこりゃ
むふふ・・なわけですね。

 

ウスターソースの入った瓶を一緒に出され
「お好みでどうぞ」と言われるも

トマトベースのパスタに
ソースがなぜ出されるのかすら
わかりませんでした。

 

半分ほど食したあと
それでも目の前に置かれたソース瓶が気になり
一部分だけふりかけてみます。

 

口にしたお味のやたらに
美味しいことといったらっ!!!

 

”おにぃさん、この美味しさなら
お勧めですよと言ってくれたら
最初からふりかけたのに。
わ、もったいないことしたな!”

 

既に食べ終わってしまった半分を
そんな思いを抱きつつ
惜しく思うわけです。

 

人の好みは人の数だけ。

「この味、美味しい!?」は
万人に当てはまるわけではない。

 

奥ゆかしさを感じさせる
「お好みでどうぞ」の一言。

 

日本人や日本語ならではの
押しつけのないサービスや添える言葉に
ある種の心地よさを覚える面もありながらも

美味さに悶絶しながら
「次回は最初から振りかけるっ!」
と自らに誓うのでした。

 

鉄板焼きパスタ

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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