引き続き、最近ご一緒した
林業を営む専門家とご一緒した際の
気づきから・・。
敷地をはじめ関連する事業場を
探索しながらご案内いただく道中で
思いがけずに土地の話になりました。
荒れた土地を開拓して
様々な事業を行っている様子を
拝見させていただきながら
大切なことに
気づかせていただいた気がします。
今ある、今いるその場所を
大切にすることで
その地場の良い気をいただき
その土地を肥えさせ
そこから恵みを得るというのです。
どのような土地であっても
その場所をまず、愛する。
そうすると土地にその思いが伝わり
土地からの愛情の証として
意識などさほどせずとも何かしらの
恵みを得るというお話でした。
荒れ果てた未開の地を
けなしたりダメ出しをしたりせず
”この場所が好きだなぁ”
そう心から感じていると
場所からのギフトとして
その場所で繁栄したり
あるいは守られたり
といったことが起こるのだそうです。
ふと、私が来る前の長野の家を
思い出しました。
子供の頃に訪ねると
手入れされた垣根やツツジの株が
見事な花々で賑わい
出迎えてくれたものです。
ところが、庭や家を
気にかける人が誰もいなくなり
大切にしなくなっていた
10年前のあの時期には
庭の木々は枯れ
家の中に花を飾っても
すぐにしおれてしまっていたことを
思い出します。
この場所を純粋に
美しいな、ステキだな
そんな思いで愛でる人がいて
土地と家を流れる気が
変わったような気がします。
木々は茂り、再び花を見事につけ
再生を始め
物事が好転し始めたのです。
山や敷地に手を合わせ
その土地に宿る神様に
感謝と祈りを捧げるお話を
伺っていて
思わず我が家の実例を
思い浮かべてしまい
大いに納得したのでした。
今住まう、今活動する
その場所に感謝をして愛でていますか?
少し意識してみるだけで
そこを流れる気が変わり
ひいては日常生活にも
影響を与えるような
自然界が放つ大きな好い気を
いただけるかもしれません。
その場所(土地)を
愛すれば愛するほど・・。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ