たとえ家族であったとしても
夫婦や恋人といった
パートナー同士であっても
それぞれが尊重される
個別の存在です。
相手が一緒にいない
見えていない部分の行動が
気になるのは仕方ない。
でも、そこを詮索して
実際のところがどうであるか
わからないようなことを
自分の勝手な思い込みで
こうだと決めつけてしまったり
相手を無意識にであっても
束縛、支配をしようとしていたり
疑いをかけては
言う必要のない言葉を
相手にぶつけていたり
必要以上に相手の領域に踏み込み
干渉していることがないかどうか。
大切な相手であればあるほど
すべての行動を把握したい気持ちが
強まってしまうことは
あるのかもしれません。
それでも、相手は
自分とは別の人格を持つ存在
それぞれにはそれぞれの
考えや思いがあって行動しています。
「相手のために」と思い
やってしまっていることが
思いのほか当事者にとっては
耐えがたい苦痛であったり
疑いを向ける相手が
特に親御さんやご兄弟はじめ
血縁者といった
近しい存在であるほど
向けられた方の心の傷は深く
自己肯定感に大きく影響を
与えることさえあります。
目に見えるトラブルや
相手から助けを求められる以外
静かに見守ることも
大切な愛情の示し方だと思います。
また、見守ることと
一挙手一投足を監視をすることは
似て非なるものです。
そっと見守りながらも
必要な時に助けを求めやすいように
柔らかな空気を放ったり
声かけを行い
離れていても傍にいることは
わかってもらう。
相手を信頼しているからこそ
できる愛情表現だと思います。
見えない部分の行動を
白でも黒、グレーは黒
このようにある種のレッテルを
貼られた経験を持つ方は
最も信じて欲しい身近な人に
信頼されない苦しみを
その胸に抱え生きています。
愛情だと思い込んでいる
その感情が
本当に相手のためなのか
それとも自分の安心や
支配欲のためなのか
もう一度
目の前の相手が
その口や心をあえて閉ざして
訴え続ける無言の態度や
時に火がついたように荒れ狂う
やり場のない怒り任せの言動の最中
流し続ける涙から
考えるきっかけを
得ていただければと思います。
相手を大切に思う感情が
信頼が基となる愛でありますように。。。
「家族・親子カウンセリング」
「カップル(ご夫婦・恋人)カウンセリング」
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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