”求める答えはどこに??”
多種多様な悩みをそれぞれ抱え
訪ねてきてくださる方々を
目の前にしたとき
学んできた医学的な知識をはじめ
心理の専門的な知識や技法
これらももちろん大切だと
思っています。
けれども、実際に悩みを
抱える人々に対面し
その方々の”生身の心”
と向き合うとき
解決や救いの一助として
本当に力になるのは
自分自身がこれまでの人生で
出逢ってきた人々
あるいはその場面ごとに
いろいろな思いを抱え登場する
過去の私自身の姿だったりします。
そして、今もこうして
毎日のように何かしらの形で
関わらせていただく
皆さんからも
そのヒントやお力を
頂いているような気がします。
現在の私の仕事に限ったことでなく
どれだけ専門的な分野であっても
やはり最後に向き合うのは
生身の人と人。
結局この世にある限り
私たちの一生は
人とその心について
それぞれのいる場所に
身を置きながら
生涯を通して
人生勉強を重ねる。
これに尽きるのかもしれません。
どんな時でも、最後の最後に
目の前の方を支える一手は
私のこれまでの経験から
もっと言うならば
私自身の体験やその思い
また、縁あって出逢った
すべての人々の言動から得た
貴重な生きた知恵や知識が
内在する学術的な知識と紐付いて
私や目の前にいらっしゃる方を
光のある方向に導いている。
そんな気がします。
求める答えのヒントはすべて
目の前にいらっしゃる方々を
しっかりと見つめ
その思いに誠実に心を寄せた途端
向き合った方
ご自身のなかに
あるいはその方を通して
思い返す私のなかに
そして、これまでの人生で
出逢ってきた
すべての人々のなかに
横たわっているように思います。
人に関して大切なことは
どんなときも
書物から得た知識でなく
人のなかに内在する・・。
年の瀬になり
この一年を振り返るたびに
改めて
この思いに駆られています。
いよいよ2021年最後の
1週間の始まりですね。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ