シロツメクサ

朝露で滑って転んだ鼻先にこんなかわいらしいシロツメクサが・・かわいい?

 

つい先日のことです。

 

県道を走る私の前に
のろのろスピードで走る車が
ありました。

 

私以降の後続車は
イライラして
追い抜いていきます。

 

特段急いでいない私は
のんびり後ろについて
少しだけ車間を広くとって
走っていました。

 

初心者マークでも
シルバーマークでもない
なぜかゆっくり走る車。

 

私は先月の自分の経験から
この車に今
起こっているかもしれない
状況が推察できました。

 

後輪タイヤには目立ちませんが
恐らく前輪タイヤなのか
パンクをはじめ

 

何かしらの不具合が
車に生じていたのか
あるいは
運転者の体調に
不具合があったことも
考えられます。

 

先月、父に自分の車を貸した
その直後に運転し
何分もたたないうちに
異変に気付きました。

 

車が微妙に傾き始め
ボスボスおかしな音を
たて始めます。

 

次第に音は大きくなり
目的地にたどり着く手前では
時速20Kmくらいの
スピードが限界でした。

 

日頃お世話になっている
車を整備下さる会社へ連絡し
自分でその車を運転して
移動させることにしました。

 

国道を時速10kmで走る
夕方ラッシュの帰宅時間。

 

とんでもなく迷惑な車だった
ことでしょう。

 

10分くらいの距離を
なんとか運転し
整備会社に着きました。

 

忙しい時間帯の
迷惑極まりない車なのに
後続車は事態を察してか
追い抜かず、煽らず
車間をかなりとって
続いてくれていました。

 

原因はどこか出先で
父がタイヤにつけた
(本人はやっていないと言い張る)
えぐれたような傷による
見事なパンクでした。

 

その時々の事情や
急ぎ具合に
もちろんよりますが
こんな些細な出来事から
感じたことがあります。

 

先月の経験がなければ
車にさほど詳しくもない私は
スピードを極端に落として
走る目の前の車を
理解することが
できなかったことでしょう。

 

もしかすると
自分の都合だけを鑑みて
イライラしていたかも
しれません。

 

日常で計らずに経験する
すべてのことは
他者やものごとを
より広い視野で

 

あるいは
自身の観念を離れ
いつもと違った視点から
眺め理解するためにある。

 

子供の頃から感じている
こんな思いを改めて
小さな出来事を通して
感じ直す機会でした。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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