私たちが毎朝
目覚めることは
当たり前ではない
毎日、見慣れた街や里山の風景
毎日、聴こえる
自然界や日常から放たれる音
毎日、街を行き交う人々
毎日、出会う見慣れた顔
何一つ、この世界に
当たり前のことはなくって・・
「ありきたりで平凡、
退屈に思えて仕方なかった
この世の中のすべてが
こんなに完ぺきで
美しかったとは・・」
空を振り仰ぐなり感涙した
知人の米国人男性。
若くも重篤な病を抱え
何年も闘
最期の時が近づいた
ある日のことでした。
スタッフに懇願の末
久しぶりに
病院から外出した彼は
車いすに腰かけ
しみじみと
住み慣れた街を
眺めていました。
歓喜に満ちた表情を浮かべ
涙を流し声を絞るように叫んだ
そのときの言葉です。
目に映る
耳にする
肌に触れる・・
そんなささやかな日常の
瞬間
ほんとうは
光を帯び輝いていること。
大切なことほど
気づきにくくて
失いそうな何かを抱えたとき
改めてまじまじと実感する
この世界の美しさ。
決して当たり前ではない
特別なことばかりだって
あの日のような
夏の澄んだ青空を見ると
いっそう強く
思ってしまうのです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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