お隣に住まうおばあさん。
年齢は102歳だそうです。
耳が遠いとのことで
ご挨拶をしても
目や会釈以外の言葉で会話することは
容易ではありませんが
それでも毎日、外でお元気に
何かしらの作業をしてらっしゃいます。
朝は4時前には起きるというお隣さん。
就寝は一家全員、夜の8時前だそうです!
おばあさんは、手押し車を押し
歩いて数分の大型スーパーへ
お買い物へ出かけたり
お庭の花や草木を大切に世話してらしたり
実った梅を木から落としていたり
ちょっとした日曜大工をされていたり・・。
しゃがんで草とりをしていらしゃることも
結構あったりします。
身づくろいもきちんとされ
息子さん家族と一緒に住まわれていますが
お料理もまだ現役でなさっているとのこと。
なによりお元気でいらっしゃいます。
毎年、梅雨入りの時季になると
我が家はこのおばあさんから
手造りの梅シソ(紫蘇)ジュースを
2 リットルいただいています。
手造りジュースを胸に抱え
キッチンの裏の入り口ドアを
こんこんとノックする音がする。
この季節、こちらのドアを叩くのは
お隣のおばあさんだけなので
「あぁ、今年も紫蘇ジュースの時季だな」
と季節の風物詩になっている光景です。
きれいな赤紫色の梅シソジュース。
かなり濃厚なので
炭酸やお水と割って飲むことが多いでしょうか。
健康にもよく今時分には弱りやすい
胃腸をすっきりさせるので
ありがたく家族でいただいています。
いくつになっても
身近な周りの人のために
自分が無理なくできることを
毎日コツコツとこなされ
生活の基本を大切に暮らす。
年齢に関係なく
生き生きと輝いてらっしゃる姿から
「生きるとは」という大切なテーマを
学ばせていただいているような気がします。
来年もまた、おばあさんの
美味しい温もりたっぷりシソの味を
いただけますように。
どうかいつまでも
お元気でいらしてください。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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