2020年も本日で終わります。
今年は世界中の人々がいまだかつて経験したことのない事態のなかで "これから私たちの生活はいったいどうなってしまうのだろう" と見えるようで見えないさまざまなものに怯え、ときに途方に暮れた一年でもありました。けれども私たちは今、こうして生きて日々模索しながらもそれぞれの日常を工夫をしながらこなしています。
私の感謝はまず自分自身へ。
こうして元気に、その都度やってくるできごとに振り回されずに生きています。生活の在り方など見える部分は変わっても、内面の軸はそう変わらない毎日を送っています。
相変わらずそそっかしく、あれこれやらかしていますが(5月の自粛期間中に夜空に浮かぶ金星の美しさにみとれ、いっぱいいっぱい買い物商品の詰まった大きなマイバッグを両肩に抱えたままスーパーの駐車場のタイヤストッパーにつまずき1m宙を舞い猛烈な勢いで落下しました。3ヶ月近く、座る、腕や肩を動かすなどの動作が不便でしたが毎度のことなのでドンマイ、気にしません)、それでもこうして元気に年末を迎えられるだけでもう十分及第点です。
よくぞ不穏な世の中の波にのまれずマイペースを貫き、乗り切ったと褒めてあげたいです。
次に、そんな私を今年も変わらずに身近で温かく見守り続けてくれた家族や周りにいるすべての人々に感謝です。彼らの深い愛情と思いやり、忍耐強さ、そして寛大さにはいつもどれだけ感謝してもしきれません!ただ、存在してくれているだけで心が穏やかで安心します。
また、今年はその親密度に関係なく過去のある時点で時空間を共有した古い友人や知人との再会も目立つ一年でした。
再会は、会えば瞬時に空気が馴染む安心感を覚える一方、会えずにいた時間に築いてきたお互いの成長を確認しあう機会でもあります。自分自身を改めて客観的に見つめなすことができるまたとない貴重な成長確認のチャンスに感謝ですね。
そして、2020年に初めて出会ったすべてのご縁にも心からの感謝でしょう。今こちらのブログを書かせていただいている「くれたけ心理相談室」の皆さまをはじめ、今年新しく知り合えた方々からは既にたくさんのエール、サポート、学びや気づきをいただいています。新しいものごとこそ、周囲の力添えなしには決して進みません。こうして今、ご縁から始まった活動の一つが無事スタートしていること自体、奇跡です。どれだけ感謝してもしきれないでしょう。新しい出会いとご縁のおかげで成長が止まることがありません。
2020年は、世の中のあらゆることが大きく変わり私たちもこれまでの価値観や思考パターン、生活様式などを今一度立ち止まって見直す一年となりました。
私に限らず皆さん「あたりまえに思っていたことのありがたさ」を再度かみしめるように実感されていることと思います。そんな新たな局面のなか、手探りながらも懸命にこれまでの活動や生活の本質を損なわぬよう最大限の努力をしてくださった人々にも感謝です。私の周りにいらっしゃる医療、あるいは芸術・文化・スポーツに携わる皆さんも、直面する現実に負けずにそれぞれの活動の存在する尊さを示し続けてくださいました。
最後の感謝はこうして「今一度立ち止まって考える機会をくれた」地球に対してです。私たち人類が我が物顔でやりたい放題、横柄に振る舞ってきたことに対し、厳しさをもって大いなる警鐘を鳴らしてくれました。戸惑いや苦しみのなかで私たちはこれまで忘れがちだったすべてのものとの「共生」を再考する機会を持つことができました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう・・。私を取り巻くすべての人、ものごとや環境に心からのありがとう。
2021年が皆さまにとって、またこの地球上に生きるすべての「地球人」にとって、多くの明るい気づきに充ちたすばらしい一年となりますように。
【2020年12月のお題-2】(くれたけ#145) 「2020年のありがとうを伝えてください」
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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