心(感情)や起きている事象に対しても
私はよくこの言葉を用いますが
それと並んで大切だと感じるのは
身体(感覚)を感じ眺める力。
体力に自信がない、身体が弱い。
ご自身でこのように
感じていらっしゃる方々は
その捉え方がどうかは別として
自らの日常生活や行動を工夫して
負荷がかかりすぎないように
セーブすることやケアすることに
長けていらっしゃる気がします。
逆に、体力に自信があったり
スポーツをはじめ
何かしらご自身の体力、精神力を
鍛錬してきた経験がある方々ほど
「このくらい何でもない」
と過信して疲労や異変に対する
自覚が少なかったりすることも
多いのかもしれません。
後者のタイプほど
つい昨日まで元気だったのに
突然、倒れた、入院した
自覚はないのに検査数値が異常だ・・
といった事態を起しやすく
渦中の本人でさえ
何が起こったのか把握できない。
そんなこともあるように
感じています。
優れたスポーツ選手ほど
自らの身体や体調
生活の些細な部分の変化にも
感覚を巡らし敏感になり
小まめに対処なさっているように
ご自身の身体や感覚に
忠実で敏感であることは
ある意味、ご自分やその身体(心ももちろん)を
大切な価値ある商品として
管理なさり扱っている。
そのようにさえ感じられます。
感覚で捉えたものに対し
「よい悪い」とジャッジをし出すと
これはまた不必要に注視や意識し過ぎて
本来、身体や体内システムが持ち供えた
機能が作用することを
妨げることにも繋がるので
ただ、感じて眺めてみたうえで
ご自身だからこそわかる
今、自分の身体には何が大切なのか。
ここをしっかり見つめて
対処なさることも
ぜひ、1年の締めくくりとなる
12月を迎えた今だからこそ
お時間をみながら
なさってみていただければと思います。
ご自身の身体を最もよく知るのは
医師でもトレーナーでも家族でもなく
まずはご自身でありますように。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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