「腹を割る」という言葉があります。
隠し事なくすべてをさらけ出すという
意味を持つ表現ですが
この言葉にもあるとおり
”腹” というのは私たちにとって
肝になる部分であることは
よくわかります。
目の前にいる人と会話をするとき
どこを向けて話をするか。
これは言葉を用いる以上に大切な
非言語コミュニケーションです。
視線を相手に向ける。
これは私たちが幼少期から
「人と話すときは・・」と
言われてきたことである通り
大事なことではあるのですが
視線だけこちらを向かれても
身体は机上のパソコンを向いたまま
だったりしたら
どんな気持ちになるでしょう。
なんだか自分がぞんざいに
扱われたような気がすること。
皆さんも経験があるかもしれませんね。
では、どこを相手に向ければよいのでしょう。
冒頭のたとえではないですが
「お腹」なのですね。
お腹が相手の正面に向くということは
自然な姿勢であれば
軸が同じで一緒に方向が決まる
「足先」の方向でも確認できると思います。
お腹や足先が相手から
ずれているとき
すべてがそうだとは言い切れませんが
多くは、意識がその相手ではない方向に
向いていることが多いのです。
早くその場を立ち去りたかったり
気まずさを覚え正面から
向き合いきれなかったり・・。
お腹を相手に向けるということは
大事な急所が詰まった腹を
相手に広げて差し出すということから
人は無条件に安心感を覚えるもの。
無抵抗で丸腰であることを示し
相手との間に安心できる空間を
生み出し提供している
ということになるのですね。
”目の前の相手を大切に思っています”
この気持ちを伝えるためには
言葉はもちろん
身体を使っても表現できることを
お話させていただきました。
◎今日はハロウィン。いつだったか、大町市の美麻に向かう道中で大農家さんのお宅の入り口で見かけた転がされたかぼちゃの門です。田舎のハロウィンはいろいろですね。。。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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