きりょうがよくないんだからいつも笑っていなさい
ぶかっこうなんだからいつも動いてなさい
そんなふうに言われて育ちました
なんと言われても笑ってせっせと働きました
そして人をすきになり
人にすきと言われました
生きていてよかった
描きつづけてよかった
むりやり笑っていた顔が自然な笑顔となって
今は自分で自分を好きになりました人形劇家 木島千草さんのカレンダーメッセージより
長野に来てから
親しくさせて頂いている
パワフルな女性芸術家。
毎年、手描きの
自家製カレンダーを作っては
手渡してくださいます。
幼き頃からその小さな胸に
納まりきれないほどの痛みを抱え
貧しさをはじめ
様々な苦労を乗り越えながらも
ご自身の作品や公演を通して
世の中に大切なメッセージを
送り続けている
太陽のような光を放つ
自称 ”地球のおばあちゃん” です。
我が家ではトイレに飾って
毎日のように眺めている
言葉やメッセージですが
目の前にその方がいなくても
描かれた独特な絵や
綴られた文字が
その方そのものであるのように
リアルに伝わりくることって
あるように思うのです。
実際の相手を知っていると
尚更のこと。
ごまかしようのない真の姿が
そこにすべて表れているのと思うと
少し身が引き締まりますが
だからこそ胸を打つ
鼓動と温度を伴い心に刻まれる
真摯に生きる相手の姿や
メッセージもあるのだと思います。
綴られた文章の随所に表われる
その方の真の姿を垣間見て
私たちはその綴り手を
よりいっそう身近に感じたり
その存在や言葉に
信頼を寄せているのかもしれません。
もちろん、その逆もしかり。
”文は人なり”
トイレのカレンダーを
眺めながら、改めて
深くて重い言葉だなと感じました。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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