”ささいなことから整う一日の流れ”
昨晩遅く、父が
ごそごそ下駄箱を
捜索していました。
”あぁ、ゴルフだな”
翌日、ゴルフに
出かけるときだけは
普段が極めて
マイペースなのに
いそいそ早めの準備とあって
すぐにわかってしまいます。
我が家の掃除分担が
ここ数年変わり
私のやっていたトイレ掃除は
今は父の持ち分になっています。
早くに出かけるはずの今朝。
朝、5時前後から
水道の音がして
トイレを掃除する気配が
感じられました。
基本的には誰でも
汚れていたらすぐに掃除を
するのですが
2日に1度のペースで
カレンダーに〇を付け
父が掃除する日と
自分で決めているようです。
早朝からでかける日は
ずらして別の日にやろうと
私などは
すぐに思ってしまうのですが
思いがけずに早朝から
うんうん唸りながら
トイレの床を拭く音が
聞えてきたので驚きました。
と同時に
「あ、今日は成績いいだろうな」と
何の根拠もない
けれども確信めいた思いが
湧き上がってきました。
ささいなことですが
こういう日常生活の中の
小さな部分を崩さず
当たり前のように
済ませているとき。
無理なく運命(?!)の波に
乗れているような気が
私は勝手ながらしてしまいます。
早朝から出かけるけれど
自分で〇をした
掃除をする日だから
きちんとこなす。
ただ、それだけの
ことのようですが
ここが一日の流れに
大きな違いを
生むのではないかと
感じています。
人生の一日を
自分がどのように創造して
その流れを作るのか。
そんな基本の「き」を
父本人的には
ただ、母から文句言われずに
すんなり出かけたいだけで
こなしたであろう
トイレ掃除のルーティンから
感じ取った瞬間でした。
本人はまったく
運気の流れや人生の創造など
これっぽっちも
思っていないところが
また良いのだと思います。
”何気なくやることが
自分の今とこれからを
創っている”
私自身はなんだか改めて
尊い教えを授かったようで
これまた清々しい気持ちです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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