春の風物詩たんぽぽ
たんぽぽやシロツメクサは
春に咲くもの。
子供の頃はそう思っていました。
だからなのでしょうか。
他の季節に見かけると
すごくうれしくかったり
ときに違和感を感じたり
していました。
多年草であることを知り
春~秋にかけては
いつでも見られることを知れば
姿をみかけても
なんとも思わなくなります。
(しかも根の張り方が強いから草とりの大敵)
ものごとの見方って
こんな感じなのかもしれません。
知っていれば
なんとも思わないのに
知らないことで
そこに感動が生まれたり
誤解が生じやすくなったり
どちらがいいとか悪いとか
そういった視点ではなく
どんなものごとも
一旦は
新鮮でフラットな目で
見つめるところから始まり
そのものごとの真に
近づいていく。
最初から思い込んで
見つめてしまうと
視野や理解の幅が狭まり
解釈の幅や揺らぎが
あるからこその
楽しみや大切なことを
つかみ損ねてしまうような
気がします。
自然界の現象からでも
人の関わる世界でも
一つ一つに
柔らかく耳目を寄せることで
心の風景や脳内に広がる
ものごとに対する
解釈や理解の幅が
多彩で豊かになっていく。
そんな気がするのです。
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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