とらや 赤坂茶寮

 

朝も、晩も
お越しになる方々とは
開口一番

「今日も冷えましたね」

から始まる毎日です。

 

朝方だけに限らず
昼近くまで

また、ここ数日においては
ほぼ終日にわたり

マイナスの気温が続いています。

 

だからこそ五感で
春を感じられる時空間を

無意識にであれ
求めたくなるのかもしれません。

 

先日、都内で仕事をしている際にも
移動の合間に立ち寄った

帰京時には、時折
気持ちの切り替えに用いている
昔なじみの老舗の茶寮にて

選んだ生菓子の名が
『春隣』とあって

仕事の合間の急いた気持ちに
緩やかさを取り戻してくれる

そんな気持ちになりました。

 

冬の季語を用いた生菓子の名前。

御膳餡のそぼろ上に乗った
黄色のそぼろは

土から顔を覗かせる福寿草を
イメージして
作られたものだと伺います。

 

『春隣』

どこか奥ゆかしくて
じれったさを覚える表現です。

 

まさに、極寒の最中にある
私たちの日常にも

地域差はあるにせよ

春隣を思わせる要素が
1月下旬ともなると
ちらほら見え隠れし出すのでしょう。

 

実際に春が来てしまうと
感じにくくなる

凍てつく寒さの中にあるからこそ

わずかな自然界の変化に
繊細な心のひだが動かされ
励まされるような思い。

 

私たちの心の内で廻る
まるで四季のような
様々な色彩や温度を伴う感情の動きも
同じなのかもしれません。

 

毎度、同じ季節(感情)の中にあっては
決して感じ得ない、気づけない思い

厳しさの中にあるからこそ
響きわたる、染み入る思い

というものも
きっと、あるのでしょうね。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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