木崎湖とススキの穂

 

12月に入ると
いえ、クライエント様によっては
11月の下旬辺りから

既に次回の予約が年明けとなり

「本年もお世話になりました」
「よき年末年始を!」

といった挨拶が

門先まで見送る別れ際
オンラインのログアウト前に
増えてきています。

 

その都度、お一人お一人の
去りゆく背中や
画面の中で手を振る姿を目にして

何とも言えない
感慨深い気持ちになる時季でもあります。

 

もちろん、各々の歩む道は
カレンダー、暦に関係なく
変らず続いてゆくのですが

節目と言いましょうか
季節の区切りと言いましょうか

暦上の季節の区切りそのものに
意味があるのかどうかはともかく

やはり一つ一つ
成してきたことを振り返り
眺め直す好き機会にはなっています。

 

数年ぶりにご来所くださった方が

「そのままの自分が受け止めてもらえる
何年経っても変らない(ように感じられる)場所があるって
ありがたいですね・・」

と、つぶやくようにしみじみと
おっしゃったことが印象的でした。

 

もちろん、私も齢を重ねますし
少しずつルームの様子も
変化していることでしょう。

 

そうであっても

「あぁ、ここだなぁ」
「ここだったなぁ」

って、それぞれに
本来のご自身を取り戻すように感じられ
安心できる場所があり

今の生活において日々歩む
速度やテンポを一旦、眺めては
再調整してゆくような

メンテナンスをかける場所として
認識いただけるのでしたら
何よりだと思っています。

 

仕事とは別に

家族、そして私と
それぞれに

季節の御礼や贈り物
書状といったやり取りが続く
時季でもあります。

思いを受け止め合う時季とも
言えるのでしょうか。

 

 

やり取りを通して
懐かしさだったり
改めての感謝だったり

お相手が元気でいらっしゃることを
確認できたことによる安心だったり

様々な思いも温もりを伴って
飛び交います。

 

今年一年を改めて振り返り
やはり、毎年のことながら

ただただ
自然と溢れて止まない
深い感謝を覚える

そんな時間を過ごしています。

 

クリスマスシーズンと重なるこの季節。

 

皆さんの心にはどのような思いが
温もりや感謝と共に
去来していることでしょう。

 

今週末は、日本各地にて
冷え込みが厳しいのでしょうか。

 

どうぞ、心の灯火を強くし
心身共に暖かくなさってお過ごしください。

 

◎写真は、訪問に伺う往復路の途中にあった大町市は「木崎湖」の様子(12月頭)。ススキの穂も、冷たそうに見える湖面と共に撮すと晩秋でなく、冬の情景に感じられます。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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