12月の木崎湖湖畔

 

晩秋から初冬にかけての湖畔シリーズ。

 

本日は、先日のブログに用いた
仁科三湖のうちの青木湖に続き「木崎湖」です。

 

夕暮れまでは
まだ時間があると思っていたものの

山が近いからなのでしょう。

 

15時前だったというのに
日暮れのように感じるこの景色です。

 

こちらのブログでも何度か綴りましたが

私は、プールから池
金魚や鯉の養殖場に至るまで

水のある場所を覗き混むと
ほぼ間違いなく落ちる癖があるため

水場を覗きこむという場面は
なるべく作らない

そして、近寄り過ぎないと
心がけています。

 

幼少期や若い時分は
好奇心からなのでしょう。

池底など深部の状態を
伺い知りたくて
覗き混み過ぎることから

どぼん(落ちる)を
繰り返した気がします。

 

きっとローレライが
私を誘っているのでしょうね。
(んなこと、あるかいな・・)

 

”深淵をのぞく時
深淵もまたおまえをのぞき込む”

ニーチェの名言でしたね。

まさに、そんな感じがします。

 

これは、心の場合もそうなのでしょう。

 

己の深みを覗きこみ過ぎて
自らが呑み込まれるってことも
あるように思っています。

 

人(ご自身の)の心の持つ
深い部分を眺める際に

もちろん、一人でそれを
やることも可能だとは思いますが

深みに在るものと
適度に距離をとりながら

眺めたり
向き合うためには

他者の力を借りることも
時として大切なのでしょう。

 

勢いや探究心で突き進み
覗いてみたつもりで

まさに深淵ではないですが
相手、つまりご自身の心の深みも

覗こうとするあなたを
見つめ返しているので

抜け出せない淵に
引きずりこまれることがなきよう。

 

誰かの手を握りながら
安心を覚える環境において

観察物とある程度の距離を保って
そこを見つめることも

とても大切なことなのだと思うのです。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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