万平ホテルのカフェ アップルパイとアイス添え

 

その昔、今もファンが多いであろう
お菓子の「キットカット」のCMで

「have a break, have a KitKat」

という名台詞がありました。

 

キットカットのCMでも
お馴染みの”ブレイク”(break)。

キットカットはともかく
ブレイク(休憩)は
言うまでもなく大切ですね。

 

少し余談になりますが
私が医学を学ぶために
再び大学生に戻る際の入試前に

友人が、先述のセリフではなく
「きっと(Kit)勝つ(Kat)」が
(うろ覚えですがこんな感じ💦)
書かれた箱型郵便(KitKat入り)を
送ってくれたことがあります。

 

CMでは受験シーズンになると
よく見かけた
企業の宣伝、商法でしたが

実際に受け取ってみると
キットカットが
小袋2~3個ほど詰められており
(すみません、数は忘れてしまい定かでありません)

表に、送り主の
直筆メッセージが書かれた箱型郵便が
思いのほか、うれしかったこと。

「おし、がんばろ!!」って
気持ちになっちゃうんですよね。

 

なるほど~という感じでした。

 

私も、学生時代から
「ちょっとブレイク!」という
言葉を用いることや

小まめにブレイクする習慣はあって

実際に、学生時代終わりから
しばらく続けたアルバイト先の

ドイツ(欧米)系の
特許&法律事務所では

イギリスやドイツに倣い
ちゃんとブレイクタイムならぬ
毎日のティータイムが

時間を決められて
設定されていたものでした。

 

あそこまできちんと
そして優雅でなくても
よいのかもしれませんが

切り替えって
やはりとても大切なのだと思います。

 

ありがたいことではあるのですが

当相談室は
こちらが×を入れて
あえて休みとしない限り

当日であろうと
開始時間の直前であろうと

連日、空いてさえいれば
要は、隙間があれば
自然と枠は埋まってゆき

ほぼ、朝から晩や未明まで
連投の毎日が続きます。

 

ご来所くださる皆さんには
どうやって元気を保っているのか

毎度のように訊ねられますが

がんばって元気でいよう
とは思わずとも

まず、天職と感じられる
生業をやっているとあって

根を詰め過ぎたり
夢中になり過ぎないよう

ほんのわずかな時間でも
明確な切り替えのリセットは
毎度のようにかけています。

 

これは、これまでも
ブログのあちこちにも
綴ってきていますが

天性の動物的感覚に加えて

元々が、朝昼晩の区別がつきにくい
メディアの世界にいたことなどで
鍛えられているとあって

ほぼ、本能的に
わずかな時間を用いての

息継ぎ(休憩)と休息を交えた
リセットが
とても上手なのだと思います。

 

心理や精神医学の世界に限らず

他者の身体や心、ひいては
人生そのものに触れる立場にある人が

心身が疲弊しきっていて
常々マイナスのオーラを
出していたり

ご自身の人生そのものが
うまくいっていない感が
漏れ伝わってくるとしたら・・。

 

例えば、私がそういう方々に
心や身体を預けるとしたら

「負の気」を
逆にもらってしまいそうで
嫌だと感じることでしょう。

 

私自身もそこは
自己管理の最低限の基盤として
日々、気を付けています。

 

自分自身の人生や毎日が
思うようにいかず

イライラしたり
モヤモヤしたり
空回りし続けている方々に

身体のメンテナンスで触れられたり

セッションで
話を聴いてもらったり

わかったようにあーだこーだ
頭でこねくり回した
理屈ばかりを説かれるのは

たまらんものです。

 

そうはいっても
私たちは生きているので

そうした心身の状態になることも
人生にはもちろんあることでしょう。

 

だからこそ、自らを癒し
リカバリーする力も
大切なのだと思うのです。

 

日常的に他者の人生に触れる
私たちのような職種においては
猶更のこと

他者の心や人生に
触れさせていただくにあたり

まずは、己をきちんと知り
自身の内面や人生の課題を
きちんと解決したうえで

日々における
心のむらっけをなくし

何より自らの人生を
まず、ちゃんと
軌道に乗せましょう

といったところでしょうか。

 

ブレイクの摂り方は
それぞれにアイデアや
ペースがあることでしょう。

 

どうぞ、ご自身に合ったブレイクで
日々、ご自身の心と身体の健康を
大切に保てますように。

 

 

◎私にとっては、視覚と味覚を満たすような美味しい食事やお茶の時間(コーヒータイム)はもってこいのブレイクになりやすいです。皆さんはいかがでしょう? 写真は昨年来リニューアルして営業再開している軽井沢の「万平ホテル」のカフェの名物、ジョン・レノンが愛したといわれるお馴染みアップルパイ。昔は、新緑の季節から夏場に避暑を兼ねて都心からこちらのホテルを訪ねたものですが、リニューアル後は紅葉の美しいこの時季に所用が重なることが多く訪れています。

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

予約をする(空席確認)

小松万佐子のカウンセリングのご予約確認(24時間対応) ※お電話によるご予約は、 電話による予約方法(フリーダイヤル)でご確認ください。 Please click here to make reservations from my calendar.

コメントはお気軽にどうぞ