小諸城址懐古園の紅葉1 2025年11月

 

昨日は、朝から仕事で
(合間合間にプライベートを兼ねて)
長野県では東信と呼ばれるエリアへ
出向いておりました。

 

夜半の最終枠の対面を
安曇野ルームに戻って行うとあって
駆け足の一日ではありましたが

運転して移動する途中
そして、訪ねる先々のエリアごとに
山々や里山が織りなす

”錦繍とはまさにこのこと!”

と叫びたくなるような
見事な景色に圧倒されっぱなしでした。

 

当相談室は、佐久、軽井沢、上田
小諸、東御、御代田などといった
東信各地域からのご来所も非常に多く

高速を使ってお越しになるほか

「三才山トンネル」という
峠といいましょうか山を越えて

さらに距離が近いルートで
お越しになられる方々も目立ちます。

 

昨日はまさに
少し朝を早めに出て

皆さんが普段、お越しになる
高速以外の山道ルートを選び
出かけてみたのですが

これが、もう笑いと感動が
止まらないほどの美しさでして・・。

トンネルを抜けるたびに
橋を渡るたびに

眺める渓谷が秋色に染まる具合が
もう、絶景でした!!

 

赤こそ、少し里に下りてからの
まとまってのご対面でしたが

黄色、橙色、茶色、そこに
アクセントの効いた赤色が映える

まさに絵本の世界が
立体化したような
見事な山の紅葉を

山道を運転しながら
ではありますが

心から楽しむことができました。

 

片道1時間半ほど
その景色を拝めるのですから
心底、癒されます。

 

楽しめたのは運転中だけではありません。

 

行く先々で合間、合間に
訪ねた最寄りの観光地とも言える

小諸市は『小諸城址懐古園』だったり
軽井沢の追分から旧軽エリアだったり

後者は既に紅葉のピークの
最後といった感じでしたが

前者の懐古園はまさに
ピークを迎える絶好のタイミングで
立ち寄ることができました。

 

金曜日だったこともあり
観光客で混みあっているのは
相変わらずでしたが

それでも十分に
季節の織りなす風景を楽しめ

共に連れ立ち
合間、合間に一緒に過ごした家族とも

感嘆の声を上げて
この時季ならではの煌びやかな景色を
眺めることができました。

 

小諸の懐古園には
ここ5年くらいのうちでも

紅葉の季節をはじめ
何度か足を運んだことがあり

印象的だったのは
20年のコロナ真っただ中

紫陽花が美しい梅雨時に
訪ねたことを思い出します。

 

その際に、懐古園内や界隈で
精力的に活躍なさっておられる

喜楽屋笑太さんという
人力車のおにぃさんと出逢い

「両親を乗せて園内を案内して欲しい」
と頼むかと思いきや

「私が乗りたいです!!」と

自らが率先して名乗り出て
乗せていただき

石垣の苔をはじめ
眩いほどの新緑が映える敷地内を

大変わかりやすく親しみやすい
歴史背景をはじめとするガイドと共に
ご案内いただいたことがありました。

おまけに『上を向いて歩こう』を
見事な歌声で
熱唱までしてくださいましたっけ。

(この園内の敷地に戦争中、都内から
小諸へ疎開なさっておられたこの歌を作詞した永六輔さんが
疎開地での寂しさなどで涙をこらえて毎日眺めたという場所が
あるとのことで、
その場でこの歌を熱唱くださったわけです)

 

あれからもう5年以上が過ぎました。

 

今回こそ、合流した両親を
乗せていただき園内を・・

と思いきや

おにぃさんは売れっ子
大人気でいらっしゃるとあって

皆様、予約をあらかじめなさって
お越しになる方々ばかりのようです。

 

乗り場案内の看板を眺める
通りすがりの私たちには
次の待ち時間まで待つ余裕がなく

「今回は残念だね」と
言っていたところに

お客様を乗せて溌溂とした姿で
登場なさったおにぃさんご本人。

 

出逢った瞬間に
「アッ!!!」と声をあげ

立ち止まるばかりか
話しかけていらっしゃったのです。

なんと、鮮明に覚えていらして
くださったんですね~。

 

お客様を乗せていらっしゃる
お仕事中でいらしたので

長話はもちろんできませんが
しばらく話を交わし

我々に時間がないことを
大変残念がり

「ぜひぜひ次回はあらかじめ
予約をしていただければ!」

と大変ご丁寧な挨拶をくださり
”えいほ、えいほ” と
去っていかれたのでした。

 

こんなうれしい再会があるから
あちこちへ出かけることは
やめられません。

 

元気な声と雄姿にパワーをいただき
今日も、朝から飛び回っています。

 

この週末、皆さんはどのような
秋色の世界に癒されたり
励まされたりなさっていることでしょう。

えいさ、こらさ、どうぞ素敵な週末を!!!

 

小諸城址懐古園の人力車 2025年11月

 

投稿者プロフィール

小松万佐子
小松万佐子こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ

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