- 夕やけ、小やけの赤とんぼ
- とまっているよ、竿の先
(童謡・唱歌『赤とんぼ』より 作詞:三木露風 作曲:山田耕作)
いい季節がやってきています。
日中の暑さは残るも
辺り一面の風景は
夏を随所に残しながらも
秋色に染まりだし
1年のうちでも限られた
過ごしやすい気候の時期を迎えています。
写真は昨日のブログに綴った
夏野菜が再び繁茂する家庭菜園に
立ち寄った際に見つけた赤とんぼ。
まさに先述した『赤とんぼ』の歌詞の
最後の部分そのもので
日本の秋の趣を感じます。
ナスの苗木を支えるために
脇に立てた支柱に
止まっては離れ
止まっては離れ
を何度となく繰り返すので
カメラを構えていたところに
こちらを向いての
カメラ目線でパシャリです。
長野の秋が深まるのは
もう少し先の
11月前後だと思うのですが
こうして日常のなかに
”ちいさい秋” を見つける
ささやかな楽しみが
ちょっとした励みになり
明日への活力へとつながるような思いで
日々、過ごしています。
幸せな体質をつくるコツは
日々の暮らしにおける
なんでもないような
ささやかで小さな好いことを
一つ一つ数えあげる
そんな心の余裕と視点があること
と言えるかもしれません。
大きな幸せを願うことは
決して悪いことではないと思います。
ただ、何であれ大きなものは
小さなことが積み重なって
容易く壊れない基盤となり
向かう先と心の在り方や
やっていることがズレていない限り
その先に自ずと繋がりゆき
成し得るものなのでしょうから
土台の構築なしに
手に入れたものは
幸せであれ、成功であれ
失うことはもちろん
好い時期が過ぎ去ることも
そして、落ちぶれることも早い
周囲を眺めていると常々
そうも感じています。
様々な感情の揺さぶりを
毎日、その都度、体験しては
ご自身の心身に
それらを刻みながらも
日々の何気ないことを大切に
「今」を懸命に生きること。
秋は春先と並んで
特に、そんな思いを抱きやすくなる
そういう時季なのかもしれません。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
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