先日、甥っ子の野球観戦のため
神奈川へ出向くにあたり
当日の朝になって、突然
体調不良を訴える家族があったことに
別日のブログで
触れていたかもしれません。
その時のエピソードを
身内と振り返る際に
私の大好きな義妹が
「(まさこさんが)いつも
攻め攻めの姿勢であることに
尊敬します!」
と綴ってくれたことを
印象的に覚えています。
体調の悪い高齢者を抱えたら
普通なら守りの体制に
なるところを・・・
という流れでしたが
私にとっては
そうか、そういう(守りの)選択もあるなぁ
という感じで
その選択は思い浮かばなかった
というところでした。
あの日の朝は
前の晩に食事を摂り過ぎて
朝から少し下痢気味になった母を
どうするか
という場面だったのですが
私の中では、症状や身体の様子を診て
恐らく食事の摂り過ぎが主因による下痢
と睨んだので
出発を数時間遅らせ
ある程度、症状の様子見して
落ち着いた時点で出発
という選択をしたと記憶しています。
あれが、元々熱中症気味だったり
風邪や胃腸の不具合による
症状とあらば
無理をさせることで
症状や身体の状態が
悪化しかねないとあって
別の選択をしたことでしょう。
いずれにしても
『一人置いていく』
という選択はなかったので
家族全体で
計画自体をその場で止めるか
決行するかの2択でした。
決断にあたり
意識を集中するポイントは
母の症状の推移と彼女の気持ち(意思)
そして、私自身が何が起きても
対応できるかどうかでしたので
それらを鑑みて
「行く」の1択だったわけです。
甥っ子には
14時半の試合開始には
間に合わないと思うけれど
必ず行くから・・・
とメッセージを打ち出発し
途中途中で予後を見守りながら
出かけるに至ったわけでした。
下痢そのものは止まって
安心して出発しているも
誤算は、先日、横須賀の食堂紹介の
ブログにも綴った
SAで駐車中、車の窓越しに
陽射しを浴びたことによる
体調不良でしたが
そこも、元々、高齢者を連れて
遠出する際には
想定内も想定内とあって
運転しながら
同乗者に協力してもらい
指示を出しながら応急処置をする
ということで乗り切った感です。
攻めの姿勢かどうかは
本人的にはわからないのですが
大前提に「行く」と決めている
ことが大きいと思います。
行かない理由が
よほどのことでないとない。
心で決めたことなので
行かない理由を探すのではなく
行けるようにするには
どうしたらよいのか
を考えて動いているといった感じでしょう。
皆さんも経験があることと思いますが
私たちが心で決めた
本当にやりたいことというのは
一見、障害に見えるようなことが
生じたとしても
それを理由にすることなく
”じゃあ、達成するにはどうするか?”
を考えることと思うのです。
私はどちらかというと
行動の基準が
この『心で決める』が多いので
やる、やらない
行く、行かない
といった日常の選択の場面で
”はっきりしている”
とも言えるのかもしれません。
その選択は
自らの心で決めているので
間違っても後悔に至ることはなく
反省材料などはあっても
最終的には結果オーライで
気持ち的には納得、あるいは
満足して終えることが
多いようにも感じています。
私たちが、大脳新皮質という
高度機能を備え
あらゆる思考を巡らし
データをはじき出しては
分析し尽くせる
脳の部位を備えていることで
物事を慎重に判断し
決断できることは
素晴らしいことだと思います。
けれども、時々
そちらのみに偏り
気持ちが置いてけぼりになってしまい
頭で考えることと
意思や行動がちぐはぐになる
といったことも
生じていると言えるかもしれません。
今、皆さんがあれこれ考えて
取り組んでいることだったり
気持ちが乗り切らないことは
本当にご自身が
心から望んでいることかどうか。
もちろん、人生には
自分の思いや意思だけでは
どうにもならない場面や物事もあります。
それでも、どの場面においても
自らの心との対話を通して
そこに、ご自身なりの
落としどころを
見つけてゆくことも大切かと思います。
攻めの姿勢、守りの姿勢
人生で遭遇する
場面、場面では
どちらも大切なこと。
攻めるか、守るかを
その都度
見極める力も必要ですが
その前に、まずは「どうしたいのか?」。
そこを誰よりも
ご自身が心で感じ取ることを
今日もどうぞ大切に!
◎写真は、横須賀で、海軍カレーの取材以来、超絶お久しぶりに訪ねた「戦艦三笠」の操舵室です。小説、ドラマ共々『坂の上の雲』のファンである私には大興奮の場所なのですが、今回は元駐米武官海自の三笠保存会のスタッフさんとも出逢い、小説やドラマではわかりきれない部分、曲解されている部分なども丁寧かつ詳しい解説でお話を伺う機会を得ました。ただ、義妹たちと待ち合わせている時間があったので、限られた時間であったことが残念無念。「また、近々訪ねます!!」とお約束して名残惜しく戦艦を離れました。怒涛のような流れのこの3ヶ月近く、再び止まり手つかずになりかけているインスタにまた、どこかでアップできればと思います。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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