昨日の午前中に
都内は荻窪、長野は長野市の
双方に家を持ち
季節ごとに
自由に行き来している
母方の叔母が
中信地区に所用で
訪ね来たついでに
得意の「ちまき」を作って
持ってきてくれたものを
午前中のセッションが終えるなり
列車に乗るため飛び出す私に
母がいくつか持たせてくれました。
長野市の近隣の笹を
ご主人が採りにいき
その笹に
美味しいおこわを包んでくれた
手作りちまきです。
毎年、作ったものを
いただいているのですが
都内へ向かう列車の中で
ぎりぎり駆け込み
ふう~っとひと息ついて
座席に着いて落ち着くなり
パクリと頬張る
手作り『ちまき』は
子供時代の遠足のようで
一段と美味しく感じました。
そうはいっても
叔母もよい年齢になっていらして
ご主人共々
都内と長野を自在に
車で行き来できるのも
この先もずっと
というわけではなさそうです。
当たり前のように
手にしていたものや
いただいていたものが
いつかそうでなくなり
貴重なことだったのだと気づく。
そう考えると
ありがたいことだなぁと
改めて感謝の気持ちがわきます。
持たされた4つを
あっという間にぺろりと
平らげた私は
美味しいものに満足して
ほっこりとご機嫌になり
早々にパソコンを車内で広げ
事務作業に入ろうとして
ふと、座席上の点灯する色に気づきます。
ん?
”おや、切符は12号車のはずだが
私は10号車を目指して乗車し
よし、ここだと座った気がする!
でも、いったいなぜ??”
暑さでどうにかなっていたのか
自分でもよくわかりませんが
手作り弁当を口にし
極楽気分でいましたら
どうやら座る場所が
間違っていたことに
自ら気づくのでした。
席を倒す際に断りを入れた
後ろの席のお姉さんに
棚に上げた荷物を降ろしながら
「席、間違ったまま
荷物を広げて
くつろいでしまいました」
と話かけると
”どんまーい” という
エールを言葉裏に感じる
「あらあら大変」が
素敵な笑みと共に返ってきて
「それでは失礼しまーす」と
会釈をしてその場を離れ
揺れる列車内をよたよたと
本来の車輛まで移動したのでした。
そのままお腹いっぱいになり
ほっと一息ついた勢いで
大爆睡してしまい
本来の予約者に起こされ
席の間違いに気づき
あわわ、あわわと
バタバタ荷物を収集する事態を
避けられたことだけは
救いだったでしょうか。
生きていると毎日
いろいろなことが起こりますね。
今日も、朝から警戒がでるほど
暑い都心ですが
しっかり目を覚まして
励んでまいりたいものです。
連休明けも強い陽射しと
季節柄、不安定な大気が
目立つようですが
上手に付き合いながら
引き続き、お身体を大切に
お過ごしいただけますように。
◎写真は、勘違いして座っていた席で撮ったもの。我ながら、呑気な性分です。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
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今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
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