私たちは日々、その都度
いわゆる優先順位という
「今、やること」
を的確に見極めては
そこに専念して
一つ一つ物事をこなして
日常を上手に回しています。
イレギュラーなことが
発生した時などは
それに応じて
そのタイミングでは
急ぎでこなさなくてよいものを
いつも以上に的確に
見極めると同時に
やり過ぎていた自分に
気づくこともあったりします。
先日来、綴っている
ご近所の農家さんの
麦畑の麦刈りを機に発生した
我が家の虫騒動。
関連ブログ 『夏の夜のびっくり仰天絵図』
発生が土曜の晩のことでしたから
都内で仕事している数日中に
問題は解決されているかと思いきや
そこは高齢の家族の成すこと
とあって
大した進展は期待できない。
まさにその通りでした。
確かに、近くの農協さんや
市役所の適切な課へ
件の虫を数匹捕まえて
出向いて実物を見せ
対処方法のアドバイスを得るよう
指示は遠方よりいたしましたが
ハッキリとは判らなかった段階で
地域にお住いの
虫の学者(博士)にまで
訪ねて聴きにいくことまでは
求めてないわけで・・・。
むしろ、速やかな対処を望むなかでは
時間のロスでございます。
気持ちとこふだわりは解るが
今、それはしなくてもいいよね?
と言いたくなる場面ではあります。
要は、連日、朝から晩まで
カウンセリングの来客が
あるわけなので
来訪者に不快な思いを
させることがなきよう
門先や敷地内を
単体ならともかく
大群でうろつかれることを
何とかしたいわけです。
一刻も早い対処が求められることは
いうまでもなく・・。
”学者を訪ねて正確な種類を突き止める”
は、逆に少し後でもよいわけです。
ネット検索を併せて
市役所や農協さんといった
専門、識者の方々にお伺いし
おおよそのあたりをつけて
対策を練って欲しかったのですね。
結局、昨晩に都内から長野へ戻り
やはり深夜まで仕事が入る
その合間を縫っては
効果的な対処策を考えて
本日の早朝から昼休みをはじめ
隙間なく入っている仕事の合間に
対応するという羽目になりました。
熱中症になりそうな勢いで
「その汗、大丈夫ですか?」と
訊ねられるような
四の五の言っていられない姿で
今、やれることをまずやり
根本的な解決については
ある程度時間を要し
行政や各所を巻き込む
必要がありそうな部分は除き
なんとか事態はおさまりつつある
そんなところでしょうか。
当日の予約を含めて
急な対応を要するような
自分の仕事だけでも毎日のことながら
わんわんとしているところに
イレギュラーな、しかも
素早い対策を必要とする
出来事が発生し
しかも、この時季
我が家のような古い家屋では
熱中症になりやすい
高齢者を抱えているとあって
思わず、一瞬は
いっぱいいっぱいになるところでした。
・・・が、よくも悪くも
私は性格、そして
その都度の優先順位が
非常にはっきりしていることもあり
「あぁ、ここは構っている場合じゃないな」
と、特に仕事以外のこと
殊に家族に関しては
緊急事態でない限り
余裕がある日常では
気を配り注意して看ている部分
要は、何から何まで
健康状態のケアをしながら
過ごすことは一時休止し
「自分たちでできることはそれぞれにやってね」
と自助を促すわけです。
そうすると
ちゃんとそれぞれに
やることをやるので
日常で過剰に手出ししている部分も
わかりやすく見えてくる。
イレギュラーな事態が
発生することも
こうして日々の責務や役割を
その都度、見直すよき機会になることを
改めて実感しています。
それにしても
真夏の陽気のなか発生した
ありがたくない
緊急事態ではありますが
日常に抱えることを
改めて振り返り
それらをその場に応じて
取捨選択する
よい機会となったことには
感謝でしょうか。
投稿者プロフィール

- こまつまさこ心理相談室(安曇野ルーム)心理カウンセラー
-
今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
皆さまが柔らかな心で一日過ごせますように。
小松万佐子から皆様へのメッセージ
最新の記事
大切なこと2025年6月25日「今」はできること、できないこと
きょうのつぶやき2025年6月24日気づきを得るとき
ハーモニー2025年6月23日内なる平和とマツバギク
日々のほっこり2025年6月22日夏の夜のびっくり仰天絵図